──あぁ、アカン。
好きで好きで仕方ない。
苦しい、胸を鷲掴まれたような恋心。
どうしても解くことが出来ないまま。
──────
片思い関係のお話をメインに、他にもチラホラと追加していけたらなと思います。時々死。
【⬇出てくる予定の人物⬇】
gr
tn
ut
sha
syp
kn
zm
rbr
em
※ 本人様と一切関係ありません
※ リクエスト等ありましたらコメントにてお教え下さい!
お話を思いついた順から書いていきます
【パロディでも可】
※ 完全捏造
※ 男主右固定
※ びーのえる表現有り
10種類の結果パターン
好きだ。 - 2024年4月26日
"天"と書かれた紙を顔の前に括っている男。
小さい身長、その男はYOUを見上げてじっと動かない。
──なんやねんロボロ、子供みたいに
──はぁ〜?
──はぁ?って言われても…なぁ。どうしてん、そんな見上げちゃって
ロボロの表情は読み取れない。
瞳も口元も何も見えないのに、YOUはロボロの全てを分かっているかのように問う。
じっと黙ったままYOUを見上げるロボロ。下からのこの画角は自分にしか見れない、独占出来るもの。
それを目に焼き付けておこうということだった。
──下から見ても顔がええなって
──はは、お前紙で見えてへんクセに
──見えてます〜!しっかり見えてますー!
──ほれ、紙とっぱらった方がもっとよく見えるやろ?
やいのやいのと騒ぐロボロの紙をめくる。
大きくクリクリとした瞳がYOUをすぐに捉え、口を噤んだ。
一気に顔が赤くなるロボロ。タコのように耳も頬も赤くなり、ふいっと顔を背けてしまった。
──ほれほれ、ロボロの好きな顔やぞ〜
──やーめろや!好きでも無いし
──えー、YOUちゃん泣いちゃう
──ほんっまお前…ッ、ウザさが大先生並になってきてんで
そうは言うものの、ロボロはどんなYOUも好きだ。
初めて会った瞬間から恋に落ち、それからゆっくりと距離を縮めていった。今こうして話せるようになると逆に厄介になるほど。
"──それは勘弁"
とYOUは眉間に皺を寄せてロボロから離れる。
YOUの温もりが少し、消えたような気がしたロボロは振り返り、YOUの骨ばった手首を掴んだ。
──……ロボロ?
──近くにはおってや
──なんでまた急に
──………ええやん、おってよ
ぎゅうっ…と手首を握る手に力を込める。
そんなロボロは珍しく、不思議に思いYOUは渋々首を縦に振った。
(子供みたいやわ〜)なんて、YOUは小さい子を見るような感情でロボロの近くに立っている。
──…こんっな、好きやのに、
──なにが?
──………プロテイン
──あ"っは!!プロテイン好きすぎるやろ!!
なんとも雑な誤魔化し方でもYOUは気付かず、楽しそうに笑っている。
そんなYOUを見ながらロボロは余計胸のモヤモヤを大きくさせていった。
鈍感:rbr×夢主
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作者名:宮 | 作成日時:2023年2月21日 0時