『俺…お前のこと好きだわ…』 『…先輩のこと好きだって､どうして分からないんですか！！』
『…っ､はぁ…かわいいよ……』
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は じ め ま し て
ま し ゅ ま ろ ｡ さ ん と 申 し ま す(´-`)♡
H Q 初 挑 戦 と な り ま す
至 らない 点 が 多 々 あ る と 思 い ま す が ､
思 っ た 通 り 且 つ オ ブ ラ ー ト に 指 摘 し て 頂 け る と う れ し い で す ( 。•_• 。)
⚠︎
・貴 女 の 台 詞『』
・彼 の 台 詞「」
・キ ャ ラ ク タ ー の 性 格 が 掴 め て お ら ず､三 人 称 が 変 わ っ て い る か も
5種類の結果パターン
今日は誰が貴女を求めてる？ - 2024年5月8日
今日は黒尾くんが貴女を求めているようです…
『くーーろーーおーーくーーんーー！！！』
すぅ､と息を吸って彼を呼ぶ｡
「はいはい､何ですかお嬢サン？」
へらりと笑って振り向く彼｡黒尾鉄朗くん｡
『ねぇ､その､あっ､え…っと､す､すきで……す』
「はぁ！？」
ことの始まりは登校中｡
いつもどおりに友達と一緒に通学路を歩く｡今日は機嫌がいいようで何か遊びながら行こうという提案を出され､断ることもできなかったので了承した｡すぐさま､王様ゲームが始まった｡
「『王様だーれだ！』」
次々と王様になる友達｡出される難題｡
「あたしだ！じゃあ､2番の人が黒尾さんに 告白！！」
すぐさま悲鳴がきこえてくる｡
「えっ､ちょ､それ､YOU以外の人が当たったら最悪なやつ……あっ､なんでもない！なんでもないから！！忘れて！！！」
『…』
私は無言で自分の番号を見せた｡2番｡
「…！！！」
周りから満面の笑顔で喜ばれる｡どうしてだ｡みんなが私の気持ち知ってるからかな｡それとも､当たって砕けろっていうあれですか……
そして今に至る｡「はぁ！？」なんて､すごく驚いた様子の彼｡返事が出ない限りどうしようもない｡俯いている彼に呼びかける｡
『そ､の…お返事､もらえませんか…？』
「……お､俺も好きって言っちゃダメですか？」
『え､あ､え…！！？？』
「好きです…」
『わたしも､すきです…』
沈黙｡しかし､決して嫌な沈黙では無かった｡
2人で赤面しながら見つめ合い､照れ笑いしながらの沈黙｡
恥ずかしながら､これを周りで見ている人達に 初々しいなぁ と思われているんだろう。
後日､改めて付き合うことになり､周りからは やっぱり だとか 想定内 だとか言われてすごく恥ずかしかった｡しまいには あんたたちお互い意識しすぎてて分かりやすすぎた なんてい言われて真っ赤になり､黒尾くんにからかわれた｡
昨日より､もっと好きになる。
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作者名：ましゅまろ｡さん | 作成日時：2016年1月6日 2時
