付喪神ってる！

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:5,096 hit

お名前をお借りしているご本人様達とは一切の関係はありません

wrwrdの人外パロです
身近なものが彼らだったら…をテーマにしてます
各々、能力的なのを使う予定

ちょくちょく増やせたらなと思います

目次

kn：ぬいぐるみ
rbr：カメラ
em：栞
tn：貯金箱
zm：爪切り
ut：ライター
sha：湯たんぽ
ci：トランプ
syp：スマホ

9種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月7日

ci × トランプ

「タネも仕掛けもありません」
そんな謳い文句から始まるマジックに幼少期から夢中になり、いつしか夢を現実にしようと奔走してきた
遂に憧れの人の弟子になれる事になり、自前のマジック用品を持って上京してきたのだ。特に、祖父から買ってもらったトランプは私の相棒だ。そんな大事なトランプが

ci「YOU、また新しい道具買ったん？」
人になったのだ。
本人曰く、私の事が心配過ぎて人になったと言う。
ci「そろそろ本番も近いしな。次は1人で出るんやろ？心配やわー」
そう。次の舞台では1人でショーをやることになっている。会場は小さいが、有名になるためには必要な事だ。
ci「俺も出来ることあったらするし、一緒に頑張ろな」
長年居ただけあって相性はいいのか、彼と居て安心できる。この調子なら本番も大丈夫だろう。

やってしまった。何が悪かったのかわからない。準備も練習も完璧だったはずだ。
憧れの人にも、こんな事も出来ないのかと見放されてしまった。
ci「俺らはなんも悪ない。やから元気出そ？な？」
彼は何度も慰めてくれたが現実が受け入れきれず頭に入らない。前より、言葉数が増えたのはきっと私を明るくしてもう一度マジックをしたいのだろう。
しかしもうそんな気力はない。
ci「ゆっくりでええよ。ずっと一緒に居ような」

ci side
俺の能力にも気づかんとずっと俯いてる彼女。
だってしょうがない。彼女が人気者にでもなったら俺に構う時間が減ってしまう。だから能力を使ってショーの途中でトランプを入れ替え、失敗させた。
その作戦が成功し、彼女が見ているのは自分だけだと意識すると嬉しくて言葉数がついつい多くなってしまう。
「大丈夫。YOUの良さは俺がわかってるから」
そういうと少し嬉しそうに頷く彼女。
ずっとこのまま俺だけのために生きて欲しい。

「一生俺だけでええけどな__」