これは自分自身の生きる糧にするために作った、完全自己満足なものです。甘〜ほのぼの〜ギャグあたりを目指してます。
同じテーマ(例夕飯、起床時)でもキャラクターによって話を変えてます。
季節ネタも入れてますが、それは季節によって変更予定。
※私が勝手にムフフ…となっているだけの可能性大and似非方言あり
関連キーワード作品以外のキャラも出てきます。
・図書館戦争 手塚
・BROTHERS CONFLICT 棗
・名探偵コナン 安室
・薄桜鬼 沖田
・テニスの王子様 仁王
5種類の結果パターン
今日の貴方は誰とどう過ごす？ - 2024年5月12日
“薄桜鬼 沖田”
＊
現代からこの薄桜鬼の世界にトリップしてきて三度目の夏。
現代の夏よりかは涼しいがやはりどの時代でも夏は暑かった。
縁側で外へ足を投げ出して寝転んで自家製うちわで扇いでいると、土方さんの部屋から沖田さんが出てきた。
「また今年も君のはしたない姿を見る季節が来たんだね」
「だってしょうがないでしょう。暑いんですから」
「それは同感だけど、男所帯の中で一応女の子はキミ一人な訳だし気をつけるべきだよ」
そうはいっても暑いのは我慢できない。
せめて私がこっちに着てきた制服が夏服だったらまだよかったのに。
浴衣は涼しいって聞くけど着物はダメだ、私には暑すぎる。
暑い暑い言ってたら余計に暑くなってきた。
「ああああ………」
「ちょっとやめてよ。僕まで暑くなってくるじゃない」
ずっと突っ立って喋っていた沖田さんも私の横に寝転んだ。
チラリと沖田さんのほうを見るとうっすら汗ばんでいる首筋がなんとも言いがたく、余計に体が熱くなりそうなのでもう見ないよう再び天井を見つめる。
お互いとくに話題がなく無言の時間が続く。
だが別にその時間が嫌なわけではなくむしろ心地よかった。
「あ、そういえば」
「なに？」
「もうすぐお祭りですね」
ふともうすぐお祭りの季節がやってくることを思い出した。
どっかの鬼副長さんが過保護なせいで未だに私は一人での外出を許されておらず、一昨年は原田さんが、去年は平助くんが一緒に行ってくれた。
しかし原田さんと行ったときは女の子をナンパしまくるし、平助くんと行ったときはいろいろ連れまわされてどこを回ったか覚えていない。
「もうそんな時期なんだね」
「今年沖田さんが巡察の当番じゃなかったら一緒に行きません？」
「なんで僕なの？一くんとかいるじゃない」
「気を使わなくていいなと思って、いい意味で」
ふうん、と納得したのかしてないのか曖昧な返事をする沖田さん。
その後すぐ「暇だったらね」と付け加え、のそりと立ち上がり部屋のほうへと歩いていった。
相変わらず素直じゃないなと思いながら、うちわを扇ぐ手を早めた。
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トレークハイト(プロフ) - 棗さんが出て赤面しました...素晴らしい作品をありがとうございます。御馳走様でした(￣人￣) (2017年12月2日 18時) (
レス) id: 8459ef3b9d (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - いい作品だと思います！ (2017年5月7日 15時) (レス) id: 925f4d298b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ | 作成日時：2016年7月15日 11時
