ピュアな初恋、したいんでしょ？【日替わり・歌い手】

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:24,163 hit

さあ、予告なしでこの馬鹿作者は日替わりを作ってしまいましたよｗｗ

ども、知ってる方はすごいね！←な作者の翠華です。

今回は色々なお話をご用意させていただきました

特に店長は気合ＭＡＸで！！←

さておき、今いる方々です( ´ω｀)ﾉｼ

vip店長・自分を認めてもらいたい少女のお話

天月・片思いの男子のお話

まふまふ・嘘ツキ少女と付き合うお話

luz ・憧れの先輩を想う無表情の少女のお話

ナノ・大好きな人と遠距離恋愛するお話

new!

伊東歌詞太郎・近所のお兄さんとの恋

これからじゃんじゃん作っていきます！

リク、受け付けてます。

なお、リクする場合はどんなかんじに作って欲しいか書いて下さるとありがたいです。
おまかせの場合は一言いっていただけるとこちらとしても作業が早くなるので嬉しいです。

6種類の結果パターン

誰と初恋する？ - 2024年5月2日

＊luz ＊憧れの先輩を想う無表情少女の話

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

「ああ、また君か。本当こりないね。」

僕はクスッと微笑んだ

休み時間も残り少しの頃

僕のお気に入りの誰もいない庭園に

いつものおさげの少女が僕の元へとくる

「これ、今日の分です。」

その子は僕に向かって便箋を差し出す

その便箋は破けそうなほど膨らんでいた

これが毎日

少女からの手紙はいつもロマンチストで

僕が何故か美化されている

まるで王子様みたいに

僕にはさっぱり理解不能だけど

本気ってことは伝わってくる

「またこんなに…苦笑
勉強ちゃんとしてる？」

「先輩のことで頭はいっぱいです。
おかげで成績が落ちました。」

「あれ、僕のせい？」

「はい。」

「いやいやいや笑」

この関係が続いてもう二週間近く

それでも僕はこの子の名前を知らない

「授業が始まるので戻ります。」

そしてこの子の最大の特徴

全てに対して無表情だということ、

普通なら好きな人に告白しているんだから
顔を赤くするもんじゃない？

だけど彼女はいたって真顔

手紙では可愛いらしいのに

表情からは何を考えてるか全くわからないのだ

「それでは失礼します。」

彼女が背を向けた瞬間、

僕は思わず彼女の手を掴んだ

「待って。」

「なんですか？」

彼女は振り向いて僕を見た

本当、僕のこと好きなのか？

無表情すぎて困る

「名前、教えて？」

僕がそういうと彼女は少し間をあけて喋りだす

「２－Aの櫻木YOU…。
文芸部所属で皆から文学少女と呼ばれてます」

ぷっ…文学少女とかぴったりじゃん

「YOUね、覚えた」

「それじゃ。」

「明日も待ってるよ、YOU。」

「…っ//」

彼女はそのまま走り去った

「今のって…」

てれた…？

あの無表情な子が？

「ぷっ…あはははっ！」

あーもう、最高に可愛い。

ずるいなぁ、僕をこんなにハマらせるもの

なかなかないよ？

本気になるかも。

「明日が楽しみだ。」

そう、独りごとをつぶやいた

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

文学少女side おまけ♪

「やばいにやけるっ//
先輩かっこよすぎるってああもう好き！
あ、返事もらってない！！泣
私のばかぁぁぁぁぁぁぁ泣」

本音はこう。

大人に見られたくてポーカーフェイス頑張ってます笑