あなたの事が大好きな刀剣男士たちが照れるだけ////////////[刀剣乱舞]

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ひよ丸です。

毎日、貴方のことが大好きな刀剣男子が照れ照れします。

存分にお楽しみくださいね。

毎回、出てくる審神者は別の人物で、別本丸のお話です。

少し刀さに風味かも知れません。

コメント、評価などして頂ければ励みになります。

リクエストなども受け付けております。

ぼちぼち地味に増える予定ですが、只今の照れる男士達
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鶯丸
膝丸
不動行光
にっかり青江
小夜左文字

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

～今日は膝丸です～

春眠暁を覚えず。とはよく言ったもの。

しかしながら、今はもう夏であり、昼餉はとうに終わっており、

未だ起きてこない主は締め切り前である。

「どうしたものか…」

近侍の膝丸は頭を抱えた。

主は時たまこういう事があるのだ。

あまり潤沢ではない霊力で審神者に就任したため、疲労が溜まりやすく、

一日二日、眠り続けてしまう。

そんな主と皆は協力して本丸を回してきたのだが、どうしても主本人の判がいる書類がある。

「畏れ多いが、起こすしかないか……」

心を決めて、主の部屋の襖を叩く。

のっくという西洋の風習らしい。えちけっとだと主は言っていた。

返事はなく、少し、いや、かなり逡巡した後に、そっと部屋へ入ることにする。

当たり前だ、年頃の女子の寝室に入るのだ！緊張もするだろう！

「し、失礼するぞ、主ぃ！」

声をかけて一歩踏み込むと、

主は、布団にくるまって、すうすうと寝息を立てていた。

しゃがみ込んで、とんとん、と布団を叩いて声をかける。

しかし、全く起きる気配がない。どうしたものか。

ふと、思い出した。前に兄者が言っていた！

「起きない人の子はねぇ、掛け布団を剥いで仕舞えば良いのだよ、だったな。」

幸せそうな主の顔を見ると、胸が痛むが、致し方あるまい！

許せ、主！

ペーんっと布団を引っぺがす。もぞっと動いた主……の格好が目に飛び込んできた。

白い寝巻きの袂ははだけ、豊満な胸元がちらりと覗いていた。

裾もまくれて、白くて柔らかそうな太腿が見え隠れしている。

緩く握られた手は、顔のそばで所在無さげに揺れていた。

色素の薄い癖毛がふるり、と揺れたのをみて、はっとする！

無言でばさんっと布団を掛けなおし、脱兎の様に出口を目指し、襖をしめた。

「主ぃ！班を押していただきたい書類がある！身支度が出来次第、近侍室で待っている！」

目一杯声を張り上げて、ばっと主が飛び起きる気配を感じる。

と共に自分も近侍室に転がり込んだ。

顔が真っ赤になっているのが分かる。

ぱちぱちと瞬きしても、先程の光景が浮かんでくる。

頭を抱え込んで、うああああぁと、空気漏れの様な声が出た。

「これからどんな顔をして主と会えば良いのだ…」

この後、膝丸が主に、顔の赤さから熱でも有るのかと心配されるのは、別の話。