【ヘタリア】君のペットにさせてください。

7種類の結果パターン

ご飯、ちょうだい。 - 2024年5月9日

＿＿ギルベルト＿＿


「......今日何する」

『任せる』

「マジで!? じゃあ俺様が考えたかっこいいポーズ1から89まで披露してもいいか!?」

『それは却下』

「んだよ!!!!」


大体いつもこんなもんである。

私が突発的にギルに会いたくなって、来てもらっては特にやることも決めていないためギルに何をするか決めてもらう。

ちなみにかっこいいポーズを披露しようか!! と言われたのは五回目である。さすがに飽きた。


『他に何かないの??』

「そうだな........... あ」

『思いついた??』

「............................ペットと御主人様ゲーム」


しばしの沈黙。
さすがの私も、少し動揺してしまった。


『.....................ギルベルトさん』

「ん」

『貴方は一体普段どんなものを見ているんですか。私興味津々です』

「うっせーな!!!!!! そこはツッコむんじゃねぇよ!!」

『大丈夫だよ、私、どんなギルでも受け入れる自信ある』

「お前はもっと恥じらいってもんを持て.......」

『私が汚れてるみたいに言わないでよー!』


いや、単純に気になりませんか??
ギルの趣味。
ちょっとでもギルに気に入ってもらえるようにしたいし......。


「そんなに気になるなら、やるってことでいいか」

『ペットと御主人様ゲーム??』

「あぁ」

『か、かかってきなさいよ......!!!』

「おすわり」

『へ??』

「ほら、さっさと俺様の前に跪け」


もう始まってた!?
通常モードとそんな変わらない気がしなくない!!


『はい』

「俺様がよしと言うまで動くなよ。いいな」

『はい』

「返事は ﾜﾝ! だ」

『え、えぇぇ!!??』

「なんだ」

『それは、ちょっと......』

「できねぇのか?? 俺様な、悪い子チャンにはお仕置きする御主人様なんだよ」

『あ、ちょっ...!!』


ガサツに、乱暴に私の顎が上に向けられると、
ギルの唇が降ってくる。


『んっ、んっ』


..............いつも以上に長い。
息ができない。


「..........っは」

『ぁっ.....はぁっ.........』

「ｹｾｾｯ......さあ鳴けよ、愛しの御主人様に愛を込めて」

『..............ﾜﾝｯ!』

「それでこそ俺様のペットだ」


このあと私たちが正気を取り戻すまで、このわけのわからないやり取りは続いた。私のばか。


「またこのゲームやろうぜ〜! ｹｾｯ」

『ギルの趣味ヤダ怖い』


✠✞✟☩✙✚✛☨☥✜

ギリギリセーフだと信じてる。(汗)

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