今回は私の主食でである福乱詰めを日替わりでお届けしたいと思います。いや、見る人居ないと思うんですけどね。
[お品書き]
・ある夏の戯れ
・彼の腕の中
・たまには
・定番の
・アケビの花
5種類の結果パターン
乱「僕らの何気ない日常にこうご期待!」福「(もう始まっているとは云えない)」 - 2024年4月26日
[たまには]
「乱歩」
「ん? なぁに社長」
珍しく社長室から出たと思ったら恥ずかしそうにしながら社長に声をかけられた。周りを見るといつの間にか太宰達が居なく、もぬけの殻になっている。
え、何これ。
「社長、なんか皆居ないんだけど」
「あ、嗚呼そうだな」
社長は落ち着き無さそうに目を泳がせている。よく見ると首筋に汗が流れていた。
これは何かあるな。そう思ったのが先か云うのが先か、僕は途端に固まった。
「乱歩、愛している」
……は?
珍しく直球な物云いに思考回路が追い付かない。目の前の社長は嬉しさ半分恥ずかしさ半分といった感じで、たまには正直に云ってみるのもその、いいかとは思ってなと笑う。
「いやいやいや、冗談じゃないよ! 何? 如何したの? 変な物でも食べたわけ? ここ探偵社だよ、会社だよ! 公共の場だよ!」
「そ、そんなに怒らなくても……」
「いいや怒るでしょ! 普通こういうところで云う? あり得ない!」
僕は社長に向かって大声で叫んだ。近所迷惑? 関係ないね!
しんっと静まり返った空間に何処から現れたのか太宰が僕の肩をぽんと叩いた。
「でも乱歩さん。そう云いながら顔は真っ赤ですよ?」
「なっ!」
にやにやしながらそう云う太宰。図星を突かれ、皮肉にも僕は云い返せなかった。
ああ! もう本当に冗談じゃないよ!
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星君(プロフ) - 福乱は神でしかない (2020年11月3日 18時) (レス) id: c3a80fd7f2 (このIDを非表示/違反報告)
1F - アレ最高 (2020年2月15日 22時) (レス) id: 863a024746 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - うおおおお!!来ましたよ!!福乱!!作ってくれてありがとうございます!! (2018年4月20日 21時) (レス) id: c4da9dea88 (このIDを非表示/違反報告)
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