【歌い手】恋の花。【日替り】

11種類の結果パターン

本日のお相手は… - 2024年5月6日

+*本日はゆりんさんが甘い時間のお供のようです*+



貴 「かっわいー……!!」

友 「どこが可愛いのよ、あれの」




私の視線の先にいるのは、友達の弟のゆりんくん。私なんかよりも可愛くて、華奢で…

とりあえず、私よりも確実に女子力が高い男の子なのだ



貴 「逆にあれを可愛いと言わなければ何を可愛いというの!!おかしいよ!!」

友 「おかしいのはあんたの頭よ。あんなやつのどこが…女々しいのに」

貴 「女々しくないよ!!ああいうのを女子力が高いっていうのー!!」



この友人はゆりんくんと仲がそこまでよくないみたい。「あんな弟いらない」とか…なら私が欲しいくらいだよ



ゆ 「お姉ちゃん、家の鍵ある??」



そんなことを考えていたら、ゆりんくんが私たちの教室までやってきた



友 「鍵ー??……ほい、私今日帰るの遅れるから」

ゆ 「分かった。ご飯作って待ってるね」



ご飯!?もうこの子…嫁になれるじゃん…



＊

＊

＊



友 「…あ、YOU。ちょっと私の家まで届け物をしてくれない??家通るでしょ??」

貴 「うん、分かった。んじゃ私は帰るね」




友人にばいばい、と声をかけて教室から出た




in友人宅


貴 「お邪魔しまーす!!ゆりんくーん、いる??」

ゆ 「YOUちゃん!!いるよー!!」



家に入ると、ゆりんくんが私のもとに駆け寄ってきてくれた
リビングからは、カレーの臭いがする



貴 「わぁ、もう料理作ったんだ!!えらいえらい…」

ゆ 「……むぅ」



ゆりんくんは不満げに頬を膨らませる。どうしたんだろ…



ゆ 「…YOUちゃん、ちょっとこっち来て??」

貴 「ん??うん…」



私はそうやってリビングに連れて行かれて…押し倒された



ゆ 「年下だからって、子供扱いはしないでね??」



妖しく微笑むゆりんくんは……可愛い男の子なんかじゃなくって、もうかっこいい男性になっていた




＿＿＿8輪目、開花。

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