【Ｋ日替わり】恋×１２シーズン

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１年は１２ヶ月。

ひと月、たった３０日程度の日々。

その貴重な時をとらえて

感じてみれば、

新しい発見が、あるかもしれない。

１２の個性をもった季節に

１２の甘い恋を彼らとしてみませんか？

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こんにちは(*^-^*)

『Ｋ』が好きすぎてやまない、ロボシェアーですっ★

ついに日替わり、創ってみました！！

タイトルの通り、季節感のあるものにできたらな、と思います☆ミ

良ければお付き合いください＜(_ _)＞

★今いるキャラクター★

１月秋山氷杜
２月夜刀神狗朗
３月日高暁(作成中)
４月周防尊
５月宗像礼司(作成中)
６月道明寺アンディ
７月伊佐那社
８月八田美咲
９月鎌本力夫(作成中)
10月伏見猿比古
11月十束多々良
12月草薙出雲

長々と失礼しました＜(_ _)＞

ではごゆっくり ^^) _旦～～

9種類の結果パターン

今日は誰と、恋をする？ - 2024年5月5日

～January×秋山氷杜～

１月は、新しい１年の幕開け。

秋山とささやかな恋、してみませんか？

　 ◆◇◆◇◆

「いや～やっぱすごい人だなー」

私達は元日である今日、セプター４の特務隊の面々で初詣に来ていた。

「本当ですね。ね、秋山さん？」

私は神社の鳥居をひとつくぐりながら、隣を歩いている上司に声をかけた。

「ああ、そうだな・・・」

秋山さんは曖昧にそう返事をした。

なんだかいつもの秋山さんではないような・・・。

「てか、YOUさんスゲー着物似合ってますっ」

少し前を歩いていた日高が、振り向いてそう言った。

「あはは、ありがとう」

屈託なく笑う日高につられ、私も笑った。

そう、私は今日珍しく着物を着ているのだ。

帯はちょっと苦しいし、下駄は歩きづらいしで大変なのですが。

「うわっ、」

とそんなことを思ったとたん、何もないところで躓いて、
転ぶ、と思って思わず目をつむるが、来るはずの衝撃は来なくて。

「大丈夫？」

転ぶところを秋山さんが支えてくれたらしい。

「あっ、ありがとうございます」

私は恥ずかしくて、顔が熱くなった。

「ちょっとゆっくり歩こうか」

そう言って、優しく気遣ってくれる秋山さんはさすがだな、と思う。

私達はみんなと離れすぎないようなペースで、後ろを歩いた。

からころ、と下駄が歩くたびに鳴って、ああ会話がないなと気づく。

元々秋山さんとは仕事以外であまり関わりがないし、
秋山さんもあまりしゃべる方ではないから。

私は、隣の彼をちらりと盗み見る。

その瞬間、ぱちっ、と目が合ってしまった。

私は慌てて目を逸らす。

「あ、あのさ・・・」

秋山さんの声が降ってくる。

「な、なんですか・・？」

私は緊張気味に聞いた、視線は地面の石畳に向けたまま。

「着物、似合ってて・・・・綺麗だよ」

私は思わず立ち止って、顔を上げた。

そこには少し顔の赤い、秋山さんの横顔。

「あ、ありがとうございます・・・」

私は体温の上昇を隠すように、再び石畳を見つめた。

と下を向いて歩いていたからか、人にぶつかってしまった。

すみません、と謝って再び歩き出した。

人が多くて迷子になりそうだ。

ふと、誰かの指先が私の手に触れた。

驚いて見上げると、顔を真っ赤にした秋山さんが。

「おーい、２人ともなにやってんだよー！おいてくぞー」

その声に、触れていた指はひっこめられて、

「仕方ない、急ぐか」

って、苦笑いの秋山さんの顔。