【HQ】第二ボタンくださいって言ってみた【日替わり】

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:179,163 hit

卒業式、桜舞い散る中で、ずっと想い続けたあなたに、勇気を振り絞って伝える。
『第二ボタン、くださいっ!!』
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また卒業ものになっちゃいました…(笑)
キュンキュン目指して頑張ります(´∀`)ゝ

今いるキャラ
日向×同級生
国見×同級生
二口×先輩
月島×同級生
及川×先輩
赤葦×後輩【2年】
松川×同級生
夜久×同級生
木兎×同級生
花巻×同級生
西谷×同級生
黒尾×先輩
菅原×同級生
孤爪×同級生
影山×同級生
作成中
天童×？
牛島×先輩
明光×後輩
岩泉×同級生
縁下×同級生
ーーーー
リクエストの受付は3月で終了とさせていただきました。
たくさんのリクエストありがとうございました！

卒業シーズンが終わったというのに、多くの方がこの作品を見てくださっていて、本当に嬉しく思います！
ありがとうございます！
リク消化遅くて申し訳ありません…！
作者、学校が遠くなってしまったので、平日の更新は厳しいです。

*ゆきうさぎの作品*
さよならの季節【菅原孝支】完結
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/jafajafa731/

15種類の結果パターン

今日は誰にボタンをもらう…!? - 2024年5月13日

国見英×同級生

卒業式の後、皆は外で写真を撮ったり話したりしているのに、私はまだ教室に残っている。
なぜなら、ずっと好きだった国見くんに告白しようと思ったから。
でも肝心の国見くんは隣の席に座って机に伏せたまま寝ている。

『国見くーん……』

小さな声だったけどどうやら気がついたらしく、国見くんがゆっくり顔をあげる。

「………何」

そうだ、国見くんは寝起きあんまり良くないんだった…。
眠そうな目でこちらをじっと見つめられると、心の中で練習した“大好き”がなかなか出てこない。

『ぁ、えっと、だ、だ…第二ボタン、ください…』

「ん、いいよ。」

軽く目を擦りながらムクッと起きあがると、制服のボタンに手をかけて外そうとしてくれる。
でもすぐに止まって顔をこちらに向ける。

「めんどくさい、YOU自分で取って。」

『めんどくさいって……』

苦笑いしながらも国見くんの近くに寄ってボタンを取ろうと制服に触れる。

「YOU。」

急に呼ばれた私の名前。
顔を上げると、ドアップの国見くんの顔。
動けずにいると、唇に柔らかい感触がして、そっと離れる。

『く、国見くんっ…!?』

「ボタンじゃなくてさ…俺あげるよ。」

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国見「ちゃんと言葉にしろって？じゃあさ、星押してよ。」