【刀剣乱舞】二振りの山姥切【腐注意】2

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バグったので第2弾作りました。
第1弾はこちら↓
http://uranai.nosv.org/u.php/day/manbahoncho/
目標は第1弾も合わせ、二振りの山姥切で50パターン作ることです。

※注意※
・本作は作者の妄想です。
・ちょっと腐です。
・二振りの山姥切カプ(長義と国広)しか取り扱いません。
・作者は刀剣乱舞やってません。
・50パターン達成したので、リクエストは受けません。
・アンチ、ヘイトはやめてください。
※ちなみに※
実装前に創作した山姥切長義の話です↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/manbamanba/

20種類の結果パターン

「俺は写しだろうと何だろうと刀だ。それは変わらない」「僕は……」 - 2024年5月4日

顕現した本丸は妙な空気だった。
俺を見た瞬間に、鍛刀場に来ていた一振りが出ていった。虎を連れていたそいつは、他の刀剣たちを連れて戻ってきた。
「兄弟……!」
感極まった声で俺を呼ぶ兄弟、堀川国広。それを宥めるようにもう一人の兄弟、山伏国広が頭を撫でていた。
「やっと来たか、というより、とうとう来たか」
なんでもカカカと笑い飛ばす兄弟にしては珍しく、神妙な面持ちだった。俺が要領を得ずにいると、みんながぽつりぽつりと説明してくれた。
この本丸にはかつて俺がいた。俺は戦で折れ……それから、折れたとき一緒にいた本科の様子がおかしいらしい。
迂遠な物言いはよそう。──闇に堕ちたらしい。
俺はすぐ本科の元へ向かった。
本科はひどい有り様だった。手に折れた刃を握りしめ、血塗れになって、青く透き通るはずの目は濁り、俺を見るなり握りしめたそれで斬りかかってきた。
「ニセモノが!」
俺は本体で受け止める。傷がついたわけではないのに、胸が痛んだ。
この本科はどれだけ俺を愛していたのだろう。……新しい俺を愛してくれるだろうか。

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