【ハイキュー!!】今日は誰がなぐさめてくれる？

18種類の結果パターン

今日は一体誰がなぐさめてくれるんでしょうか - 2024年5月10日

今日は田中さんをなぐさめる[?]ようです



＊







「おらァ、来たぞー」

「田中さぁぁあん！」



私は部室に入ってきた田中さんに
勢い良く抱きつく



「おうっ、どうしたどうした」

「急に呼び出してすみません…」

「いいってことよ！なんたって俺は先輩だからな！」



田中さんはガハハ、と笑った後に
その場に座り込み



「で、どうした」



急に改まって真剣な顔になる



「実はですね…」



私が少しタメると
田中さんはゴクリと喉を鳴らした



「西谷さん、何が好きなのかわからなくて」



誕生日ですよね？と付け足すと
田中さんがゴロンと後ろに転げた



「た、田中さん！！？」



安否を確認するために
急いで田中さんに駆け寄る



「そ、そんなことかよ…はは…」



悩んでいたことをそんなこと呼ばわりされて
少しムッとした私は



「…何、告白とでも思ったんですか？」



と、田中さんを蔑みながら言った
すると田中さんはバッと起き上がって


「ばっ、ばば、ばっきゃろう！流石の俺でもそんなことは…決してそんなことは…神に誓って…」



と、ぶつぶつ言い始めた
あぁ、これは悪いことしたな、と思い



「…元気出してください。私、田中さんのこと普通に好きですから！」



と、言ってから気付いた



これって告白じゃ…



田中さんを見ると
案の定、顔が真っ赤で



「あ、いや、あの…深い意味じゃな＿＿」



急いで訂正しようとしたが

遅かった




気付いたときには
もう田中さんの腕の中だった



「…それ、ほんとか？」



田中さんの声が少し震えている



「や、嘘…ではないですけど…」



そう答えると
田中さんはスクッと立ち上がり



「ぃよっしゃああああ！！」



と、叫んだ



「あ、あの…」

「俺もお前のこと好きだ！！」



反論しようとした矢先にそう言われて
顔が一気に熱くなる



確かに私も田中さんに恋愛感情を抱いている
でも想いを伝えようとはしなかった

彼の目指す道を邪魔したくなかったから
なによりバレーが一番の彼が大好きだから



だから正直この展開は
私にとっても田中さんにとっても都合が悪い



「…その気持ちには答えられませ＿＿」



そう言い掛けると
もう一度抱き締められる

そして一言





「これで俺たちもリア充だな！！」








──もう少しこのままでも…








────────────────
田中「評価してけよコラ」

この作品には18種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：