ずっと前にアンケで一位だったテーマ「学園祭」で書いていきます
※本編 http://uranai.nosv.org/u.php/novel/haruO042/ のスピンオフとなっています
主人公の性格、口調やキャラクターとの関係性は本編を読んでいただけると分かりやすいです。
※主人公の一人称は僕ですが女の子です
※方言間違っていたらすみません
※一生懸命書いてます
またキャラクターが多すぎて書くのが難しいので、
シチュエーションや読みたいキャラクター、どれくらいの関係値かなどリクエストしていただけるとありがたいです
いつも読者さんに頼りきりですみません
リクエストが来なければ独断と偏見でちまちまと増やしていく予定です
■現在4人のキャラクターがいます■
※最少が5つなので1つだけ作成中となっております。大変申し訳ございません
5種類の結果パターン
あなたの本日の占い結果です - 2024年5月11日
■幸村精市■
「ここ、寄ってみようか」
看板にはお洒落な字体で「執事喫茶」と書かれていた。
案内されて席に着くと、メニューを渡された。
「へえ、模擬店にしてはメニューが豊富だね」
『そうですね。あ、僕この紅茶とケーキセットにしようかな』
「それじゃあ、俺もそれを」
店員さんに注文をすると恭しく礼をして奥に消えてしまった。
店内を見渡すと、やっぱり女性が多い…というか女性しかいない。
『あの先輩、本当にここでよかったんですか?』
「ん? どうして?」
『こういうお店って男の人は興味ないだろうし、それに…』
(嫉妬とかしないのかなって)
流石に口に出しては言えないけど、ちょっとは気にしてほしいな、なんて言ったら面倒くさいだろうか。
すると、見透かしたように先輩は笑みを浮かべた。
「そりゃあYOUが俺以外の男と話しているのはいい気分ではないよ。でもほら、ここには__」
「お待たせしました。紅茶セットでございます」
『わぁ…!』
良い香りの紅茶と一緒に運ばれてきたのは見た目も鮮やかなアップルパイだった。
もしかして…
『アップルパイがあるのを知っててここを選んだんですか?』
「ふふ、そうだよ。丸井から聞いて絶対に来ようと決めていたんだ」
『ありがとうございます!』
大好物を目の前にして興奮を抑えきれない僕。
穏やかな笑みを浮かべたままフォークを持つ手を取られた。
『あの…?』
「お礼、欲しいなー。ねえ、それ俺に食べさせてよ」
『え、こんなに人がいるところでですか?』
「うん。ほら、早く」
幸村先輩はときどきSスイッチが入る。
こういうときの先輩は誰にも留められないということを、僕は長い付き合いの中で悟った。
『あ、あーん』
「うん、YOUに食べさせてもらうと何倍も美味しいよ」
『また、そういうことを…』
花のような穏やかで暖かい笑みと共に、僕の手に先輩の唇が触れた。
顔が赤くなるのを感じながら誤魔化すように紅茶を一口飲んだ。
「ふふ、大好きな君とこんな風に過ごせて。俺は幸せだな」
『僕もです。暖かい内に食べましょう!』
「そうだね。__これからもずっと一緒だよ」
■■
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美紅(プロフ) - リクエストよろしいですか? (2月11日 23時) (レス) id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルオ | 作成日時:2018年8月29日 10時