【d!】ずっと貴方が〇〇でした。

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❥．．．．．

バレンタインに贈るもの。

それにはそれぞれ意味があるんだとか…。

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皆様，ハッピーバレンタイン。とれにあと申します。
世の中がバレンタインとか言っていたので，死ぬ気で作りました。どうぞお楽しみあれ。

❥注意点は以下の通り。

・某実況者様のお名前をお借りしております。
ご本人様のご迷惑になる行為はお止め下さい。

・キャラ崩壊の可能性あり。

・この作品は完全な作者の捏造です。

・不快に感じる表現が含まれる場合があります。

5種類の結果パターン

これがあの人のキモチらしい。 - 2024年4月28日

ht 視点

『白井先輩！』

「…YOUか。」

バレンタインの放課後。

声のした方に振り向くと，居たのはやはりYOUだった。
走ってきたのか，少し息が荒れているのが分かる。

「どーしたの？何か用事？」

…まぁ，どうせバレンタインでしょ。
いつも滅多に話しかけてこないんだから。

『そうそう…これ！受け取ってくれませんか？』

YOUが差し出してきたのは一つの箱。白い箱に赤いリボンがよく映え，キレイにラッピングされてある。

「…何？バレンタインでもくれるの？」

『えっと…まぁ，そうですね…。』

照れたようにそっぽを向くYOU。それを少しでも可愛いと感じてしまった俺に腹が立つ。

『…もう！白井先輩は何かくれないんですか？』

YOUがあからさまに話をずらす。

…あるっちゃある。今も，鞄の中に隠してあるから。
でも，今更だがすごく恥ずかしいのだ。もっと適当に渡すつもりだったのに…。

「…ん。」

『！』

覚悟を決め，YOUに一つの袋を渡す。

自分でも無愛想だと思う。しかし，こうするしか無いのだ。少しでも話そうとしたら，自分の気持ちがバレてしまいそうだから。

『えっ…くれるんですか！？』

「…いらないなら，いいケド。」

俺が言うと，YOUは焦ったように「いりますいります！」と受け取る。

『開けていいですか？』

「いーよ。」

YOUが袋のリボンをとる。

…大丈夫，大丈夫だ。YOUは鈍感だし，世間知らずなところがある。バレンタインの“意味”なんて知ってるはずがない。俺も調べて初めて知ったし。

『え！…キャラメル，ですか？』

そう。俺が渡したのはキャラメル。その“意味”は―。

…もういいや。こんなコソコソやってるほうが恥ずかしいよね。YOUの先輩としても…一人の男としても。

「…YOU，バレンタインに渡すものってさ…それぞれ意味があるんだよ。」

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キャラメル…「安心する存在」「あなたと一緒にいると安心します」

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