ナンゴク☆リゾート～ちびーず＋黄青～

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青い空。

青い海。

どこまでも続く地平線。

これは、とある南国での物語。

あなたは誰と恋をする？

＿＿＿＿＿＿ナンゴク☆リゾート

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こんにちは、ふぁみです(^｡^)

海でJUMPくんたちとイチャイチャしてみませんか？

残り少ない夏を感じてもらえたらと思います！

日替わり初めてです。

5人分書いたので、ぜひ色んなJUMPくんをチェックしてみてください(^｡^)

評価してくださると飛び上がって喜びます♪

※私の脳内では9人分のお話が思いつかず。

申し訳ないです。

初めの予定ではちびーずにしようと思ってたのですが、
なぜか想像が膨らんでしまった伊野ちゃん、裕翔、追加です☆

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5種類の結果パターン

評価よろしくお願いします(^ ^) - 2024年5月11日

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「うぉおー、プール！」

「テンションまーーっくす！」

ザッバーーン。

たくさんの水しぶきが飛んで、太陽の光でキラキラ光る。

私も、友達と一緒にプールに入る。

大学サークルのメンバーで来た、南国リゾート地。

その特別な状況に誰もが浮かれていた・・・・ただ、1人を除いては。

「あ、の。

侑李くん？」

プールサイドの椅子にもたれて、文庫本に目を落とす侑李くんに遠慮がちに声をかけると

侑李くんは前髪を少し撫でながら、こちらに視線を向けてくれた。

「なに？」

「泳がないの？」

「なんで？」

「だって、せっかくのプールだよ？

一緒に泳がない？」

「やだ。

僕、濡れるの面倒くさいし。」

そうバッサリ切り捨てた侑李くんに、

侑李くんらしいなぁ、って

微笑む私から、目をなぜかそらす侑李くん。

「なんか・・・出過ぎじゃない？それ。」

不思議な顔で首を傾げると、肌。ってぶっきらぼうな声が返ってくる。

「男ってロクなこと考えてないから。

・・気をつけなよ。」

冷たい口調でも、結局は優しい侑李くん。

私はきっと、彼のこんなところを知ってしまったから。

好きになっちゃったんだろうなぁ。

「うん、大丈夫。」

微笑んで、私はプールに1人もどる。

私は・・・侑李くんに、そんな風に思って欲しいのに。

言わない想いは、いつまでたっても届かない。

「ばっしゃーん。」

そんな効果音とともにかけられた水。

「きゃっ！何すんの！

おかえし～～！」

「やったな！

もっとすげぇやつやってやる！」

水が私の上に降ってくるのを感じながら

こういうの侑李くんとしたいなぁって

そんなことを思ってたその時。

ざぶん。

プールに飛び込んで、隣に来た人を見上げれば。

「・・・侑李くん。」

顔をしかめて、濡れてしまった前髪を触る侑李くんの。

水がしたたる姿がカッコいいな、なんて。

「いくよ。」

そのまま手を引かれ、プールを出る。

「侑李くん・・？」

「ごめん、やっぱ無理。

独占欲強いみたい、僕。」

侑李くんは恥ずかしそうに頬を染めた。

思ってもみなかった、急に訪れたその甘い時間に。

私たちは恥ずかしくてお互い。

ただ、真っ青な空を見上げた。

伝わりますように、私のこの想い。

空を見上げたまま、

私たちの手が、優しく絡まった。

Yuri Ver☆Fin

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