【伊東歌詞太郎】吸血鬼カレシ【日替わり】

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「僕、さ…実は吸血鬼なんだ」

彼氏の歌詞太郎さんは実は吸血鬼。

今日は、どんな歌詞太郎さんに血を吸われちゃいますか？

＊

どももも(。・ω・)ﾉ
ミコです。

以前、“アイの伝え方”という歌詞さん限定の日替わりを諸事情により削除したので、歌詞太郎不足です。

ということで激アツ彼氏の方で書いたティンさんの吸血鬼カレシ様が(私の中で)好評だったので吸血鬼太郎です。

今いる(歌詞)太郎さん。

◇純粋太郎
◇ツンデレ太郎
◇ゲス太郎
◇確信犯太郎
◇意地悪太郎
◇サド太郎
◇イケメン太郎
◇教師太郎
♡secret♡(ランキング入り記念)

歌い手さん作品まとめ
こちらにまとめてある他作品もよろしくお願いします。

ランキング入りありがとうございます。作って1日でランキング入りしてビビりました。皆さん吸血鬼大好きなんですねｹﾞﾍﾍ

9種類の結果パターン

「血…吸っちゃうよー？」 - 2024年5月2日

「ごめん、ごめんね…YOUちゃん」

＿＿どうしても、血が欲しい。

彼から“血”という言葉を聞くのは何日ぶりだろうか。

吸血鬼の生きる源である血を、彼はあまり欲しない。

「血、欲しいなら吸っても良いんだよ？」

「だ、だめだよ…大切な人を、YOUちゃんを僕の欲望なんかで汚せないもん。
それに、さ…情けないかもしれないけど…」

“は、恥ずかしいじゃん…？”

下を向き、真っ赤な顔で私を見つめる黒い瞳。

あ、あざとい…。

というか…可愛い。ちょっと私女やめてこようかな。

「歌詞くん…」

「ご、ごめんね…急にこんなこと。
やっぱり我慢するよ」

「ねぇ歌詞くん。
別に私はね、血吸われて汚されたとか思わないよ？
むしろ、歌詞くんが満足するならいくらでも吸っていいんだよ？」

伏せていた彼の目が私の顔を見る。

「で、でも…」

「だって、このままずっと我慢するのなんて辛いでしょ？」

こくり。

小さく頷く。

「ほら、早く。
歌詞くんのしたいようにしちゃって」

グイッと彼の腕を掴み、引き寄せる。

彼の顔が私の首筋に近づく。

「…ごめんね。YOUちゃん」

「気にしないでよ。ね？」

吐息がかかり少しくすぐったいがなんとかこらえ、彼の頭を軽く押さえつけ逃げられないようにしてみる。

彼は、もう1度小さくごめんと呟き私の首筋に噛み付いた。

【今日は純粋歌詞太郎さん。】