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今日は誰でしょーか!? - 2024年5月7日

今日は…あの優しい虎の少年です。
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敦side

「YOUさん、御早うございます!」


『敦君…御早う…』


探偵社に着いたら珍しくYOUさんだけが居た。そのYOUさんは何だか元気がなさそうだ。


「あの…何かあったんですか?」


そう聞いてみた。何時も元気な彼女が元気無いなんてとても気になる。其れに…僕は彼女の事が好きだから。まあYOUさんには彼氏が居るらしいけど。。。


『ええっと…敦君、誰にも言わないで貰える、かな?』


と云う事は余り人には言いたく無い事と云う事。其れを僕が聞いて仕舞っても良いのだろうか。躊躇したけど知りたい、聞きたいと云う気持ちの方が勝って、僕は頷いた。


『あのね…』
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「ええっ!?彼氏がストーカー!?」


『敦君、声大きい…』


しー、とYOUさんは人差し指を立てて口元に当てる。仕草がいちいち可愛い。


話を戻すけどYOUさんの彼氏は毎晩YOUさんが仕事から帰る時に後ろからひっそりと付いて来るらしい。家は社員寮ではないので帰る時は何時も一人らしい。


『…偶にパシャパシャって微かに聞こえたりするの。写真、撮られてて…。怖、くて…』


ずっと震え乍ら話してくれていた。



でも。


「YOUさん、警察には通報したんですか?」


『…ほぇ?』


「若しかして」


『警察の存在忘れてました…」


「……」


彼女は、莫迦なのだろうか。真剣にそう思った。


『うぅ〜っ、御免!警察には此れから連絡する!』


「はい、そうしてください。」


まあ…うん、兎に角解決したからいっか。


此処である考えが浮かんだ。


「YOUさん」


『うん?』


「相談に乗ってあげた御礼として、僕と付き合って貰えませんか?」


『………』


黙り込んで仕舞った。不味い。


「い、いや冗談ですよ!冗談に決まってるじゃないですか!」


『冗談なの?』


「え」


『私、嬉しかったんだけどな』


其れは本当なのか。本当なら。


彼女の腕を掴んで強引に引き寄せる。


『ちょ、敦…んんっ』


彼女の唇に自分の唇を重ねた。


『敦…く…////』


深い、深い接吻をした。


彼女が苦しそうにくいくいと服を引っ張るから唇を離した。


『敦君///』


「此れが、僕の気持ちです。」


『…ありがと』


小さくYOUさんは微笑んだ。

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作者名:雪花月 | 作成日時:2018年2月3日 14時

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