Le Vampire【イナイレ】

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どもども！鮫(w.d)です！

なんか作ってみたくなりました！
でも初めてなんでよくわかりませんっ、気まぐれです！

読み切り短編みたいなものかなぁと思ってるので適当に書きます。

そして人選もわりと適当なのでイナイレのこの人に血を吸ってもらいたいというリクエストお待ちして降ります！笑

やりやすい人から消化するんでリクエスト順にはならないかもしれませんがご了承ください。

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我が姫のヴァンパイアストーリー【剣城京介】

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Le Vampire【イナズマイレブン短編保存版】
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・鬼道
・雨宮
・ヒロト
・神童
・白竜
・南沢
・蘭丸
・マサキ
・瞬木
・バダップ
・剣城
・剣偽
・風丸
・一乃
・豪炎寺
・雪村
・SARU
・2年トリオ
・南雲
・フェイ
・吹雪
・緑川
・源田
・天馬
・アフロディー
・風介
・シュウ←new
リクお待ちしてます！

27種類の結果パターン

この占いはただひたすらあなたがヴァンパイアの彼らに噛まれる話。甘い話も痛い話も盛りだくさん。かっこよすぎて悲鳴をあげちゃうから一人で読んでね。 - 2024年5月13日

今日は雪村くん！
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私には弟のような幼馴染がいる。

ヴァンパイアである彼は成長が早い。それは人間を惹きつけるためにより魅力的な男性になるためだ。

そう、彼は私の弟みたいなものだった。

「豹牙…！」

「ねぇ…おねがい…」

親のいない私の家。

私の部屋。私のベットの上。

彼は私を壁側に追い詰めるようにベット上に乗って迫ってくる。

「血を…」

「ちょ、ちょっと待って！落ち着いてっ…」

「体が…おかしいんだ。熱くて熱くてしょうがない…」

彼は赤い顔をしていた。そして息も荒く苦しそうだった。

「いや、待ってよ」汗

「なに…？」

「家に帰れば血のストックがあるんでしょ。わざわざ私の家に来なくても…」

小さい頃はよく彼と遊んでいた。

でも歳を重ねると私たちは疎遠になって言った。

何年も喋ってなかったのに、家が近いだけで私たちは幼馴染と言ってもいいのか。

豹牙は私の手を掴む。

「家の鍵…忘れた…」

「はいっ！？」

子供か！もう高校生なのに！

とは思ったものの豹牙の手が思った以上に熱くて私は心配になる。

弱々しい豹牙はふっと目を閉じて、私の体に倒れ込んでくる。

「ぎゃっ！ちょっと！」

熱くて重い体。

だけどがっしりとした筋肉に服越しから触れた時、私はどきっとした。

彼は私の胸の中で囁くように言った。

「…誰でもいいってわけじゃない。君を傷つけたいわけじゃないんだ」

荒い息が私の胸にかかる。

「噛まれるのが嫌だったら、俺、出て行くから…」

「そんな…家にも帰れないのにどこにいくのよ」

そこらへんの人間を襲う気？
そんなの犯罪に決まってる。

かと言って私も噛まれたくはない。普通に痛そうだし、なにより血を吸われるのには抵抗がある。

幼馴染といえどもそれは嫌だった。

でもこのまま放っていくわけにも…

私が迷っていたその時だった。

ぴた…

「お願い…」

豹牙は私の手のひらに自分の唇を寄せる。

そのまま懇願するように私の手のひらに唇を乗せるようなキスを繰り返す。

「なっ…///」

ちゅ、ちゅ、ちゅ…

赤い顔。ためらいもなく私の手のひらをキスする唇からチラリと見える白い牙。

「おねがい…」

あの青い目がとろんと涙を浮かべて私を見た時、一瞬でも噛まれてもいいと思う自分がどこかにいた。

「っ…///」

目を閉じて了解のサインを送る。

もう私の弟だった彼はいないんだな、と思った。
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