【第腐人格】誰と過ごす？【男主】【日替わり】

7種類の結果パターン

今日のお相手は…………。 - 2024年5月9日

今日は、犬が親友の彼のようです。

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夢主目線


とある日、温かい日射しが射し込む日こと。

庭に出てエマが育てた花を眺めていた。

貴「……ん?」

どこからか、犬の悲しげな声が聞こえてくる。

声を頼りに行くと、そこには犬が一匹。

確かこいつは、ビクターの………。

貴「ウィック？」

声をかけると、ウィックはこちらを向いてまた悲しげな声をあげる。

貴「……ビクターと一緒じゃないのか？」

しゃがんで問いながら頭を撫でてやる。

ウィックは俺の手を舐め、グリグリと頭を押し付けてくる。

貴「……探すか。」

俺はウィックを抱き上げ、その場を後にした。





占「……見つけた。」

イライがそう、一言だけ言った。

ちょうど会ったイライにビクターを探してもらったのだ。

占「今、彼女に手紙を渡してもらったから。彼は東側一階の廊下に居るよ。」

貴「ありがとう、イライ。」

占「どういたしまして。」

俺はイライに十分に礼を言い、ビクターの元へ向かった。





ちょうど廊下に差し掛かったところで、ウィックが俺の腕から飛び出して行った。

少しして、楽しげな鳴き声が聞こえる。

と、ビクターと目が合う。

俺は軽く手を振ってその場から立ち去った。





翌日、手紙が届いた。

差出人は、ビクターだった。

しっかりとした綺麗な字で俺の名前が書かれ、その下に本文が書かれている。

『先日はウィックを見つけて下さりありがとうございました。

ウィックとは僕の不注意ではぐれてしまいました。

いつも試合で助けてもらっているのに、迷惑をかけてしまい申し訳ございません。

もしよろしければお礼をさせて下さい。

ウィックも会いたがっています。

本当にありがとうございました。

ではまた、

ビクター·グランツ』

普段は口下手だが、手紙の中ではおしゃべりなビクター。

俺は、簡潔にはなるが返事を書くことにした。

一番最後に自分の名前を書いて考え、ペンを走らせた。

『親愛なるビクター

ぜひ、お願いするよ。

ちょうどお前と話をしてみたかったんだ。

これからもいい関係でいよう。

追伸、試合で助けてもらっているのは俺のほうだからお互い様だ。気にするな。』

ここまで書いて、ペンを机に置いた。


後日、二人と一匹でお茶会を開いたことを明記しておこう。







配『この前はありがとうございました。
よろしければ、コメントと評価をお願いします。』

配「んっ!」ﾆｺｯ

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