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| CSS 妖怪ウォッチSSでは不思議星々シリーズ。

イナズマイレブン アレス&オリオンでは記憶喪失or月姫シリーズを書いています。


今回は初の日替わり挑戦になります。


*注意事項*

リクエストOKです。(妖怪ウォッチSS、イナイレ、アレス、オリオンOKです)

中傷コメントは止めてください。

リクエストによってキャラ崩壊があるかもしれませんが
閲覧の責任は自己責任とさせていただきます。



CSSはみゅーさんにお借りしました。


※現在完成している作品2つ。未完成(作成中)3つ。
 リクエスト募集中です。

5種類の結果パターン

今日の相手は... - 2024年5月11日

今日はちょっと残念なイケメンのあの人...





「お兄ちゃん、何してるの?」


私が公園の木陰に座って本を読んでいると

可愛らしい幼い少女の声が聞こえた。


「秘密だ。」


シィッ、と唇に手を当てる彼の仕草はまるで

子供ではないように見えて、不思議な雰囲気を纏っていた。


大人びた子供は世の中大勢いるけれど

彼は違う類いのような気がした。





あの少年に会ってから一週間。

古くなった人形を捨てる前に、人形のお祓いをしもらうため

一番近い有星神社に向かった。


『えっと......?』


でも、私は引っ越してきたばかりだったから

道がわからず、迷子になってしまった。

持ってきたスマホも充電切れという不幸の連鎖に思わず肩を落としてしまう。


「お姉ちゃん!!」


その時、一週間前に公園にいた女の子が

前方から私の方へ走ってきていた。


「お姉ちゃん、キョロキョロしてるけど迷ったの?」

『あー...うん。中学生にもなって恥ずかしながら...』


羞恥心を感じて少し頬を赤く染めていると

女の子は「ちょっと待ってて!!」と言って猛ダッシュで

遠くに行ってしまった。


すると、五分くらい経って背の高い男の人を引っ張ってきた。

どこか見覚えのあるシルエット。目を凝らして見ると

一週間公園のベンチに座っていたあの少年だった。


「お姉ちゃん、迷子みたいなの!」

「それで、俺に道案内しろと?(人間の手助けをこの俺が...)」


少し彼の表情が嫌そうだったから

私は手を横に振って『自分でなんとかしますから!』と言って

その場から離れるように足を進めた。



「(___面倒くさいがこの少女に泣かれては迷惑だ)

オイ。道案内くらいならしてやる。何処に行きたいんだ?」


あからさまに表情は嫌そうなのに、道案内をしてくれると言ってくれた。

その好意に甘えないと余計に彼の表情が険しくなりそうだったので

私は道案内してもらうことに。





『ありがとうございました。』

「(よりによって月浪トウマたちの場所か...)」


道案内をしてくれ人には、私のお礼なんか耳に届いていなくて

真剣な表情で神社を見つめていた。


『.....あっ!お礼と言ってはなんですけど

綺麗な桜の押し花を差し上げます。貴方、桜が似合うから。』


「...俺が?」


じゃあ、と言って去ろうとしたけど一旦足を止めて彼に名前を聞いた。


「...酒呑ハルヤ」



名前を聞いて、今度こそ別れを告げた。

...桜の似合う、優しい人だったな。

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霧野シュウ - 面白かった!! (2019年3月29日 23時) (レス) id: 4051da791b (このIDを非表示/違反報告)
(^*^) ワーイ ww - (・v・)(・w・)(w・ v ・w)...てな、わけよ ww (2019年3月29日 1時) (レス) id: bb3f8b34b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/REFLETkaede/  
作成日時:2019年3月24日 1時

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