【男主】ヒロアカ女子と遊びたい！

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:5,711 hit

雨鏡琴杏です！

まあ端的に言うとですね、ヒロアカに限れば私男キャラより女キャラの方が好きなんすよ。最推しトガちゃんですし。
てか堀越先生の描く女の子に性癖歪まされました……主に太もも……

男主と女キャラをくっつける系小説少ないじゃないですか。

なので自給自足します！！！！！たまに増やすので是非読んでってください！！！！！

✄―――✄―――ｷﾘﾄﾘ―――✄―――✄

【なまえ】熊神(クマガミ) (名前)

【こせい】熊
熊になったり熊っぽいことができたりするぞ！頑張りすぎると冬眠状態になってしまう！真冬は苦手だぞ！ちなみにヒグマだ！

【ようし】
暗い茶色の髪と瞳、背は高め。個性使用時は瞳が白になる。
視力が悪く普段は眼鏡。中性的で顔面ランクは高い。

【そのた】
・好きなヒーローはMt.レディ。同じ北海道出身であるため。
・ヒーロー名は未定。詳しくは小説内で。
・時系列は寮入ってからのあれやこれやと考えていただければ。

～書いた子たち～

・八百万百
・麗日お茶子
・娃吹梅雨
・葉隠透
・芦戸三奈
・耳郎響香
・エリ

～いつか書く子たち～

・トガヒミコ
・拳藤一佳

熊神→『』

7種類の結果パターン

今日は誰と遊ぶ？ - 2024年5月13日

.

『よし、41pts』

3月。
僕は今、雄英高校の入試を受けている。

僕の個性は爪が鋭くなったり脚力が上がったりそこそこ強い。試験も結構順調に進んでいた。
まあ、冬眠状態にならないよう気をつけなきゃいけないが。

何かを感じ、ふいに近くの大きな瓦礫に目が行く。

『……シャンプーの匂い』

だが、瓦礫の下には何も見えない。
僕は念のため、そこに近づいて嗅覚を限界まで研ぎ澄ます。

……やっぱり、女物のシャンプーの匂い。人がいるんだ。

『あの、誰かいますか？』

僕が声を掛けると、匂いのもとであろう物？人？がピクリと反応した。

「い、いますいます！なんで気づいてくれたの！？」
『熊は鼻が効きますから。もしかして、視覚に関わる感じの個性？』
「そう！透明化で今裸なんだけど、瓦礫に閉じ込められて誰も見つけてくれなくて……」

……それは倫理的にどうなんだ。
声の感じだと女子だし。羞恥心捨ててるのかこの子。

『色々ツッコみたいけど、とりあえず瓦礫どかしますね！ちょっと見た目怖くなるけど気にしないで！』

女の子の返事を待たずに、全身に力を込める。

筋肉が増強して、毛皮が服を飲み込んで、次の瞬間には僕の身体は大きなヒグマに変身した。

『よっこらせっ』

瓦礫の隙間に首をもぐらせて上に押し上げる。
瓦礫はいともたやすく持ち上がって、女の子の匂いが外へ向かうのが分かった。

瓦礫をはね除けて変身を解く。

『と、とりあえずこれ着てて』

と、着ていたパーカーを手渡す。
……やばい、少し目眩がする。

「ありがと……大丈夫？ふらふらしてるけど」
『ごめん、変身ってめっちゃ体力使うんだよね……キャパオーバー……』
「ええええええええええ！？！？」

試験会場での記憶は、その子──葉隠透の叫び声で途切れている。

* * *

『あはは、そんなこともあったねえ』
「私その時ポイント足りなかったらしいんだけど、熊神のことロボットから守りながら救護室に運んで点稼げたんだよ！」

葉隠のブレザーの腕がブンブンと動く。

「つまり雄英入れたの熊神のおかげなんだ！」
『そう言ってくれるのは嬉しいけど、葉隠の実力だって』

「だからありがと！」と、葉隠は言う。
顔は見えないけど満面の笑みなんだろうなあ、と僕は思った。

ちなみに、彼女を救けたのをきっかけに「熊化を長く持続させる」という練習を始めた、ってのは内緒の話。
僕の方こそ、葉隠のおかげで、が大きいのだった。