久しぶりの日替わり！こんばんは、螢羅です！
私のボードにあった通り、次回作の長編は
3雲さんを夢主の相手役として書かせて頂こうと思っています。
それにあたり、今回は彼を書く練習として書かせて頂きます！
↓今いる彼(変更有り)↓
1.確信犯
2.髪型
3.声
4.指輪の意味
5.学パロ
6.シークレット
※この小説に出てくる彼は、
現実世界の彼とは名前をお借りした別人です。
6種類の結果パターン
「カービィみたいに色んな姿には変えられないけど、いつかは君の好きな俺になりたいな。」 - 2024年5月10日
今日の彼:学パロ
四時間目の終わりのチャイムが鳴った頃。
悴んだ両手をブレザーのポケットに突っ込んだまま、食堂を目指す。
着いたは良いものの、席はどんどん埋まっていく。
買う物を買ってから教室に戻るのは、私は出来るだけ避けたかった。
現在進行形でクラスメイトから苛めを
受けている私からすれば、教室はもはや居場所では無いのだ。
今日は温かい物を食べようか。
そう思って期間限定の肉まんセットを買い、席探しを続ける。
しかし、中々座れそうな所は無い。
「あ、YOUさん。」
ふと誰かに呼ばれた。
快活で通った声の持ち主は、私の知り合いでは彼だけだ。
『…3雲君。ここにいたんだ。』
「え、探してくれてたの？」
そんなつもりは無かったが、不思議な縁で
意図せずに顔を合わせる仲だった。
彼もどうやらクラスで孤立しているらしい。
『探してたって言うか、気が付いたら一緒にいるじゃない。』
「それもそっか。」
あまりにもあっけらかんと返す彼。
その向かいの席に座り、肉まんセットを広げた。
「お昼、それにしたんだね。」
『うん。3雲君は何にしたの？』
「俺も似た様なものだよ。ほら、カービィ肉まん。
近くのコンビニとコラボしてたから買っちゃった。」
嬉しそうに私にまん丸ピンクな肉まんを見せてくる彼。
『可愛い。ちゃんとカービィだ。』
「この手の商品にしては珍しくクオリティ高いよね。
食品系だと崩れたり欠けたりしちゃうのに。」
と、途端に彼が私を見てこう言ってきた。
「あれ、肉まん食べないの？
…もしかして、今日何かあった？」
おかしいな、顔に出さない様にしていたのに。
『まぁ、ちょっとね。』
「そっか。食べたら場所移そうか。」
『…うん。』
拙いな、気を遣わせてしまったかな。
昼休みになる前に空き教室に場所を移し、口を開く。
「ここなら誰にも聞かれないね。
何があったか、言える範囲で話してみて。」
『えっと、えっとね…。』
吃りながら言葉を並べる私。
それでも彼は私に視線を向けながら相槌を打ってくれる。
話し終えて黙り込んでしまう私の手を彼がそっと握ってきた。
「そんな辛い事、よく話してくれたね。」
『…3雲君の手、暖かいね。凄いホッとする。』
「えっ…！？あ、ごめん…。」
慌てて手を離した彼の顔が少し
赤くなっていたのは、きっと私の見間違い。
もう少し繋いでいたいって言ったら、彼はどんな顔をするのかな。
「辛い事があったら言ってよ。
少しでも気が楽になってくれたら、俺も嬉しいしね。」
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ラッキーカービィキャラ
マホロア
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