【日替わり】大怪我したらヤンデレられちゃった！？【呪術廻戦】

9種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月15日

【乙骨憂太 高専ver】



「──僕と一緒に海外に来て欲しいんだ」



突然のセリフに私はぽかんとした。



『えっと……突然なにを……』

「……夏油傑が起こした百鬼夜行の時………君は大怪我をしてたでしょ？」

『え、う、うん……』

「その時に気づいたんだ。僕は君が傷つくことがどうしようもなく耐えられないってことに」



……え？



『憂太くん、あの、普通女子にそんなこと言ったら勘違いされるよ？』

「……勘違い、って？」

『えと、私は違うんだけど……まあ、憂太くんがその相手のことを好きだって勘違いされたりとか……憂太くんには里香ちゃんがいるでしょ？だからそんなことはあんまり言わない方が……』


ｶﾞﾝｯ


『ﾋｯ！？』

「いつも……いつもそうだ……！君はっ……！僕の好意に欠片も気づかなくて、僕の知らない場所で死にかけて……！！」


怖い。

初めて彼にそんな目で見つめられた。


どろりとした執着が滲む黒い瞳。



『憂太、くん……？』

「……だから気づいたんだ。君が僕の目の届く範囲にいればいいって」

『ね、ねぇ、なにを…』

「里香も君だけは良いって許してくれたんだ。君は最初から僕らのことを優しい目で見てくれてたし、彼女のことを否定したことも無かったから」

『憂太くん、ねぇ、話を聞いて……』







「愛してるよ、〇〇ちゃん。僕と一緒に来てくれるよね？」







あまりの怖さに断ろうとした。



『……ぇ』


でも、ちらりと見えた。



──彼が私の家族の写った写真を握り潰すように持っているのが。



「……断らないよね？〇〇ちゃん」

『ぁ、……ぁ、ああっ……』



家族を人質に取られたのだ。


その瞬間私は気づいた。




──彼は、決して私を逃してはくれないのだと。




───────

この後海外に任務へ向かった乙骨からの写真には、目の光を無くした貴方の姿がずっと映っていた。


五条「これぞまさしく、愛ほど歪んだ呪いはない……ってね。特に僕の血を引く憂太だよ？執着は人一倍大きいに決まってるじゃん」

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