【歌い手】 Sea of Strawberry

6種類の結果パターン

今日の彼。 - 2024年5月6日

チュー、と苺ジュースを飲む音が聞こえる。

飲んでるのは紛れもない自分自身なのだけれども。



「ねー、そんなに美味しい？」


「…うん、美味しいよー？」



まふくんのふわふわした笑顔を見つめながら答える。

そして、また飲みだす。



「…」


「ねぇー、YOU−。」




"僕にも構ってよー。"



そう言って甘えてくるまふくんは無駄に女子力が高い。

例えば萌袖だったり、ふわふわした天使のような笑顔だったり。



「えー、なに。構ってちゃんになっちゃったの？まふくん。」


「違うよー、最近YOUが苺ばっかりでさ。」




"…僕と一緒に居ても、僕のこと視界に入ってない時が多いでしょ？"



"それにね…――――？"



「僕、YOU不足なの。」



「…え。」



不機嫌そうなその声に、
思わず声が出る。


私不足って、なに…？



「…その顔じゃ、分かってないよね。」



まふくんは其処で、ホントに真剣な顔で、眼差しで、

私を真っ直ぐに見据えて、



「僕ね、YOUのことが好きすぎて、YOU不足なんだよ。」



「…ッ。」




恥ずかしいセリフを口にしたまふくんからは、
プシューと音が出そうなほどの勢いで顔が真っ赤に染まっていく。


そして、好き、という意味を理解した私の顔も真っ赤に染まっていく。



「む、可愛すぎ。」


「なっ…、可愛くないし。まふくんの方が可愛い。」


「そんなことないし。」




二人して真っ赤な顔を隠そうとしている時に、まふくんは一言零した。




「ねぇ…食べてもいい？」




＊＊＊＊＊＊＊＊＊



「ホントにYOU可愛すぎだからねっ？！
　このままじゃ僕、我慢できなくなりそうなんだけど…あっ、評価したらご褒美あげるよっ！！」

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ラッキーカラー

ちぐさいろ

今日の歌い手さん。

葉月優さん

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