1日の始まりと終わり【はじめしゃちょーの畑】〔日替わり〕

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憂鬱な始まりを元気づけてくれる

「おはよう」

甘くてとろける天使の挨拶。

それとも…

疲れた終わりに癒してくれる

「おやすみ」

濃厚で刺激的な小悪魔の挨拶。

2つの挨拶から繰り出す恋物語。

…どちらがお好みですか？

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内容については以下のとおりです。

①「おはよう」の物語…15種類
【種類】ノーマル12種/シークレット2種
ノーマルレア1種

②「おやすみ」の物語…13種類
【種類】ノーマル11種/シークレット2種

※現在、追加更新は停止中です。
　後日、改めて更新致します(9/12追記)

※のんびり作者が自由に書いています。
　恋愛小説ですので苦手な方はご遠慮下さい。

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今日の物語は・・・ - 2024年4月27日

はじめしゃちょー
「おはよう」の物語ノーマル①
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気持ちよく寝ているところに

はじめくんがやって来た。

「ほら！出かける時間でしょ？」

ぼやける目で立っているはじめくんを見る。

「もう朝…？」

手を伸ばし、スマホを見る。

目覚ましセットしたはずなのに

とっくに時間は過ぎている。

でもめちゃくちゃ眠いし…

「…あと5分だけ寝かせ…て」

急いで支度をしたら間に合いそうだし

もう少しだけ…

「ええ！？いいの？」

はじめくんが声を張り上げる。

うるさいなぁ…

顔を布団の中へ潜り込んだ。

静かになった…

と思った時だった。

ごそごそと布団の中が騒がしくなる。

入ってきた侵入者は言うまでもない。

「めっちゃ温かい！！」

はじめくんがさり気なく抱きしめてくる。

私は無視して夢の中へ行く最中。

「…起きないと」

私の顔に吐息がかかる。

距離が近い。

「ここに、するかもよ？」

…唇をそっとなぞった。

私は驚いて布団を瞬時にはぎとった。

それを待ち構えていたように

「おはよう！」

はじめくんが笑みを浮かべる。

「…おはよう」

あんなことされて、眠れるわけがない。

「YOU」

「…何？」

急に真面目な表情で私を呼ぶから

心臓の鼓動が速くなっていく。

「…今日も1日頑張って」

私の耳にそっとささやき

眠気は一気に吹っ飛んでいった。