貴方へ贈る一つの花【wrwrd】

14種類の結果パターン

今日貴方が貰った花はこちらです！ - 2024年4月27日

今日貴方に花を贈るのはgrです。


午後6時。
外は真っ暗、吐く息は白い。
愛しい彼女、YOUが作ってくれたマフラーを巻き直し、自販機から缶コーヒーを購入する。

「ふぅ…今日も疲れたな…」

今日の夜は何だろうか。
寒いから鍋？それともYOUが好きなシチューとかか？
まあ、どの料理でもYOUが作るものは全て美味しいからな。
早いとこ帰るか。
たまには早く帰って一緒に過ごしたいからな。

飲み干した缶コーヒーをゴミ箱に捨て、家路に着く。
帰宅途中、ふと目に入った花屋。

「そう言えば、あいつは花が好きだったなぁ」

お土産に花でも買ってくか、そう思い花屋へと歩を進める。
いらっしゃいませ、と店員の声。
どんな花にしようかと店内を見て回っていると一つの花が目に入ってきた。
これにしよう。
きっとこの花言葉も、数の意味も分かるはずだ。

「すみません。この花で花束を作ってもらうことってできますかね…？」


花束を持って玄関を開ける。
おかえり、と出迎えてくれるYOUに
ただいま、と声を掛け花束を渡す。
驚いているYOUに問いかけた。

「この本数と、花の色の意味にはちゃんと意味があるからな」
『えっ…本数にも意味あるの…？』
「ああ。ちなみに本数は2色合わせて108本だ」
『ピンクのバラが1本と…赤のバラが107本…？？』

うーん。と頭を悩ませているYOUの横を通り過ぎて室内へ。
どうやら今日はミルフィーユ鍋らしい。


花瓶に飾られた108本のバラ。
彼女は俺の知らない間にドライフラワーにしていた。
俺が上げたバラはいつまでも綺麗に飾られていた。



終わり







赤のバラ…あなたを愛してます/愛情
ピンクのバラ…しとやか/感謝

108本のバラ…結婚して下さい






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「俺からの頼みだ…。評価してくれると嬉しい」
『下の☆を★にしてくれると嬉しいです！』

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