【日替わり】紅き満月の夜は...【実.況.者】

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紅き満月の夜...、貴方の【アマイモノ】そして、
【アナタ】を奪いに来る...

────吸血鬼。

こんにちは、甘蜜柑です。
今回、初めて日替わりに挑戦致しました。

コメントで『...が出ました。』など...、書き込みをすると...？

【登場人物】
○最終兵器俺達◯
・キヨ
・フジ
・ヒラ
○その他の実況者様○
・レトルト
・アブ(アブさんは予定です。)
○特別Ｖｅｒ．

それでは...

────紅き満月の夜をお楽しみ下さい。

5種類の結果パターン

甘蜜柑「良い夢が見られると良いですね？」 - 2024年5月8日

今宵の吸血鬼は...ヒラさんです。
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ヒラside
女の血は比較的甘いと聞くが、あれは嘘だと思う...。
...黒くて...ドロドロして...苦い。
今まで、そんな奴らの血しか吸っていなかった反動なのか...。

今は甘い匂いしかしない君から、目が離せない...。

ヒラ「YOU。もし僕が君を襲ったら...、どんな反応を魅せてくれるの？」
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YOUside
YOU「ん～、眠い...。」

YOUは、必死に眠気を追いやり帰路を辿った。

ヒラ「こんにちは、YOU。」

不意に名前を呼ばれ、後ろを振り向くと見知らぬ男の人が立っていた。

YOU「あの...、どうして私の名前を？」

ヒラ「知ってて当たり前だよ...、だって僕は。」

その男の人は、物凄いスピードで私の元に移動し、壁に追いやった...私に逃げ場はない。

【僕は、吸血鬼。獲物の名前くらい知ってるよ？】

彼は、妖しげな笑みを見せた。
月明かりのせいか、妖艶な雰囲気を出している。

ヒラ「ふふふ...、ねぇ僕が怖い？恐ろしい？君は僕に吸血されちゃうんだよ～。」

私の反応を伺っている。

YOU「あの...。吸血したいなら、どうぞお好きに...。」

ヒラ「え？」

YOU「え？」

私は何か変な事を言ったのか...？
だって吸血されたって、相手に血を取り込まれる...それだけ。

ヒラ「YOUは、僕の事...怖いとか恐ろしいとか思わないの？...だって僕は吸血鬼だよ？」

彼は戸惑い、オドオドしている...そんな姿で言われても...。

YOU「...特にはなんとも。ただ...、可愛いな...って。」

ヒラ「か...可愛い！？」

YOU「はい...可愛いです。」

ふ～ん...、と彼は面白そうに私を見つめる。
可愛い...確かに本心。
だけど...流石にそんなに見つめられると、流石に...あれだ。

YOU「...あ、あの～。」

ヒラ「あぁ...流石に見過ぎちゃったかな？」

YOU「流石に...と言うか、かなり。」

ヒラ「ごめんごめん。僕はヒラだよ、さっき言った通り...YOUの血を吸いに来た。」

じっとしててね...、静かに囁き。
私の首に刃を入れた。

気持ちが悪いはずなのに...気持ちが良い。

ヒラ「...僕にこんな反応する人間、初めて。...いっそ連れ去っちゃおうかなwww」

私は否定しない。
ヒラは私の傷口を舐め...。

ヒラ「僕...俺、期待しちゃうよ？...俺の【アマイモノ】。...他の誰にも渡さない。」