セクハラはエブリデイ～eight～

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小説風占いの方で書いている、「セクハラは突然に～eight～」の日替わりver.です！

まだ読んでいない方は、よければぜひ読んでみて下さいませ

そして、こっちは物語関係なく、ただただセクハラされるだけのやつです(笑)

シチュエーションも学生に限らず自由にやっていこうと思います

パターンも徐々に増やしていくので、よろしくお願いします！

17種類の結果パターン

本日のセクハラeight - 2024年5月11日

本日のセクハラeight～村上信五～

村「YOU、英語の教科書貸して！」

物凄い勢いで私に手を合わせて懇願してくる。

「え、ええけど…」

近い！！

「もうちょっと距離感考えたら？

近いくせに声大きすぎ」

村「堪忍してや～！

あ、教科書ありがとおな～」

やっぱりでっかい声でお礼を言って、手を振りながら笑顔で帰っていく信五。

誰にでもあんな感じで気さくで、すぐ仲良くなれてまうんやから…

正直面白くない。

放課後、

村「なぁーYOU、一緒に帰ろ！」

って信五が誘ってきても、なんだか素直に喜べない。

ムスッとした態度になってしまう。

私と帰らない日は、きっと他の女の子と帰ってるんやろな。

とか思いつつ、やっぱり信五に弱い私は、無言で彼の隣を歩く。

私がつまらない気分なのを知ってか知らずか、べらべらと一人で喋りまくる信五。

少し止んだと思ったら、急にしみじみとした声で

村「…だいぶ寒なってきたなぁ」

きゅっと私に寄ってくる。

「もお～…近いって言うてるやろ」

そう言って、信五を押し返す。

信五が他の女の子とこんなことしてるって考えると、泣きたくなってくるよ。

村「嫌？」

嫌とかじゃないけど…ていうかむしろ嬉しいけど。

「誰にでもそんなことしたらあかんねんで

人にはパーソナルスペースというものがあってだな」

村「誰にでもすると思とん？」

「え？」

思考停止。

村「…やっぱアホやなぁ、YOU。」

にかっと笑って、また私に引っ付いてくる。

「アホってどーゆーこと？！」

そして、私の手を握って、指を絡める。

村「鈍すぎ。

俺、好きな人以外にくっつく趣味ないし」

その手を彼のポケットのしまう。

「っ///

何しとん」

なんでこんなこと…？

村「好きやで、YOU」

…なんなんその笑顔、

可愛すぎて、腹立つけど

「…私も、好き。」

ドキドキして、心臓が破裂しそう。

村「やっぱ？」

「なにそれ、腹立つ！」

やっぱ私たちには、シリアスっぽいのは似合わないね。

村「ふふっ」

「ふふふっ♪」

二人で見つめ合いながら、いつまでも笑いあってた。

*