【d!】先輩と私【社会人ver.】

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どうも煽田です！よろしくどうぞ

『私、先輩のことが好きなんです!』

人物
・ut(教師)
・em(図書司書)
・os(ウエディングプランナー)
・gr(社長)
・kn(部長)
・sha(社畜)
・syp(外資)
・zm(教師)
・cn(アトラクションスタッフ)
・tn(大学教授)
・ht(社畜)
・rb(ITエンジニア)

○注意事項

＊ありきたりなテーマなので、似た作品があるかもしれませんが、オリジナルです

・エセ関西弁
・二次創作
・実際の人物とは一切関係御座いません
・誤字脱字がある可能性があります
(あったら是非言ってください！)
・完全なフィクションです
・転載ではありません
・転載禁止

↓学生ver.
【d!】先輩と私【学生ver.】

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先輩のことが好き - 2024年5月10日

今日は鬱先輩
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「僕はね、学生には興味はないんですよ」

急によくわからないことを言い出した英語科の鬱先生。

『あったら大問題ですよ』

「あはは！そうっすね！！いやぁ、よく勘違いされるので」

『…そりゃそうですよ』

ウツ先輩は誰とでも仲がいい。教師だけでなく生徒とも仲がいいせいで、時々勘違いされてしまうのだ。そんなところに嫉妬してたり…なんて。

「なぜか誰にでも引っ付いて回ってるように思われとるんやけど、俺YOU先生にしかしてへん気がすんねんな～」

なんでもないようなトーンでかなりのトンデモ発言をする鬱先生にびっくりする。

『え、私にしてたんですか？』

「え、逆に気づいてなかったん？！」

『気づいてませんよ。自分がされてるなんて思うわけないじゃないですか…』

「鈍感さんやね」

『違います』

私だけ、と、特別？扱いされてるなんて思わないじゃん。先輩人気なんだもん…。

変な気分で悶々としていれば、先輩は別の先生に呼ばれ、離席した。

仕事に戻ろうとパソコンに向かおうとすれば、堺先生という、私の苦手な男性教師が声をかけてきた。

「YOUちゃ～ん。最近どう？忙しそうじゃん」

『はぁ、まぁ、みんな勉強に本腰入れ始めたので』

「だよね～。じゃあ息抜きにでも飲みに行かない？」

いや、やなんですけど。

『あー…いや…』

綺麗な断り方が思いつかなくて濁していたら、救世主が現れる。

「ごめんな堺先生？YOU先生今日俺と飲む約束してんねん」

してない約束の話を持ち出し助けてくれた先輩。
貼り付けたような笑顔の先輩を見た瞬間に堺先生は顔色を変えた。

「え、…あぁ～、そ、そうなんだ。じゃあ仕方ないな」

尻尾を巻いて逃げる、とはまさにこのこと。

『あ、助けてくれてありがとうございます』

「ええんやで。あんな先生に取られてたまるかっちゅうねん。だいたい、俺よりも堺先生の方が女性教員にも女子生徒にもデレデレしとるやろ」

それはホントそうなのだ。堺先生の方が陰湿というか、下心を感じる。

『ですね。私あの人苦手です』

「俺も。YOU先生の隣は俺がお似合い」

お似合い、か。
だったら、すごい嬉しいかも。

『私、ウツ先輩とお似合いですかね…？』

「へ？…あぁ、うん。

…似合ってくれとったら俺が嬉しいかな」

『じゃあ、もっと先輩とお似合いな人になれるように頑張ります』

「ふふ、俺も頑張るな？」

余裕な笑顔に今日も惚れ込んでるんです。