今日のトド様！！

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:8,486 hit

こんにちは！蓮華です(*^^*)

轟くんの日替わり書かせていただきました。

キャラ崩壊は…しないように頑張ってます(´･_･`)

宜しければ見て下さい！！

また増やしたいと思ってますm(_ _)m

よろしくお願いします ((○|￣|_

今あるトド様！！

☆幼馴染トド様
☆酔っ払いトド様
☆ショタトド様
☆プロヒーロートド様
☆先輩トド様

5種類の結果パターン

今日のトド様！！ - 2024年5月6日

幼馴染トド様です！

____________________________________

『おーーきーーろーー！！』

「…ん。」

叫びながら、気だるげな声を上げる少年の毛布を奪い取る。

「……寒。」

当然だ。今は4月の上旬。朝はまだまだ寒い。

……そう、《4月》なのだ。

『起きなさい!!登校初日から遅刻するつもり!?』

そう、今日は国立の名門校･雄英高校への初の登校。

もう一度言おう。《国立の名門校》への初登校。

いくらボンボンとはいえ、少しは緊張感を持って欲しい。

あぁ、《遅刻》等と脅しているが、
此の天然ボケのすぎる焦凍という少年は

私の甲斐あってか内申も成績も優秀な名門校への推薦入学者である。

私といえば、一般入試にギリギリで合格した分際であるが、
筆記試験はトップクラスの余裕合格の筈だ。

何とか焦凍に制服を着させ、
未だ虚ろな目をしたままではあるが玄関から引き摺り出す。

『高校に行っても解放されないのね…。』

そんな事を呟きながら私の一日は始まった。

_____________________________________

『いや、初日から除籍処分はキツいよ…。』

そう呟きながら帰路を進む。

今や習慣であるが、放課後は焦凍の家で過ごす予定だ。焦凍がぐっすり夢の世界へいった辺りで帰宅させて頂く。

_____________________________________

『焦凍？おーい？寝た？』

……寝たな。私はお暇させて頂こう。
此の幼馴染は、嫌いじゃないが手が掛かる。

『焦凍、私帰るからね。』

ベッドで瞼を綴じる端正な顔に話し掛け、後にしようと半回転する。

「_____行くな…。」

強い力で腕を掴まれた事を認識すると同時に、
視界が先程声を掛けた端正な顔で覆われる。

_____唇に、謎の感触を覚え目を見開いた。
状況を理解したのと時を同じくして、体が勝手に目の前の彼を押し飛ばす。

『______バk！！』

罵倒用語を投げ掛けようとした私の声は、焦凍の声に遮られた。

「__YOU…。好き…。」

_____不覚にも、此の手の掛かる幼馴染の寝言に赤面させられたのは、本人には生涯伝えない秘密である…。