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ー想ひ色 匂へば朽ちぬ 徒らにー









皆様、ご機嫌麗しゅう。鵯と申します。先日のアンケートで軍帽に花の短編集が欲しいというお声もあり、それならと、私の活動四周年を記念しまして作成致しました。皆様、五周年目も宜しくお願い申し上げます。

*本作は作者の妄想、及び空想の二次創作物です。実在する団体、個人、ご本人様、及び国家、地域、民族、職業、宗教、如何なる万物も関係ありません。二次創作物が苦手な方はブラウザバック推奨です。

*本作はあくまで個人でお楽しみ下さいませ。

*リクエストは募集してます!リクエスト大歓迎!「誰々(複数人可)・シチュエーション・花(花言葉を一つ)」をお書きの上ご応募下さい。過激な内容は拒否させていただく場合があります。

*作者も人間ですので、誤字脱字、及び日本語の誤用がありますが、脳内補正で宜しくお願いします。気になって仕方ない場合はコメ欄にて喚起お願いします。

*日替りですのでお目当の方が出ない場合が多々御座いますが、仕様です。根気強く通って下さいませ。

13種類の結果パターン

匂う花 萌えよ散れよ 徒らに - 2019年10月24日

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「オスマン外交官殿、失礼する。」
「老帥でいらっしゃいますか。どうぞ。」

相手の男は口を開けていた。オスマンは呼鈴を手早く押して、執事を呼ぶ。私は其処に臆することも無く、卓上へと向かう。オスマンはもう一つの席を私に勧めた。私は取引先の外交官らしい男に向けて慇懃に挨拶を交わす。一応お客様なのだから。

「我々國の元元帥です。弊国と懇意にして頂き誠に有難う御座います。私は話し合いの場では無く、あくまで弊官の補佐として参った次第です。どうぞ会合を続けて下さい。」

相手の男は額に汗を滲ませながら座り直す。如何やら緊張しているらしい。あるいは我が国に対して何やら良からぬことを企んでいるのか。明らかに瞳が泳いでいる。横目でオスマンを確認すれば何食わぬ微笑を浮かべて悠々と椅子に腰掛けている。唐突にノックが叩かれて、まだ若い執事が追加のカップ、ソーサー、ティースプーンを盆に乗せて運んで来た。私は彼から一式を受け取り、退出する様に命じた。執事は丁寧に一礼すると室内を後にした。オスマンの傍らに置かれている給仕セットに近付き、ポットを再度揺する。

「我が国は綿の輸出に力を入れております。また綿実油も品質が良いと諸外国に人気です。綿の輸入量を少し減らされて綿実油の輸入を導入されてはいかがでしょうか。」
「そうですね。綿実油の件は上と掛け合ってみます。私の一存では決められません。綿の輸入量を予め減らしたまま掛け合いたいのでこのぐらいの輸入にしたいのですが。」

両者一歩も譲らない。双方が相手の瞳を穿ち、感情を探ろうと画策している。私がポットから紅茶を注ぐこぽこぽとした水音だけが応接室に響き渡る。オスマンは相手に意識を固定したまま、手元のカップに指をかけて持ち上げた。中身の鮮やかな緋色がぐらりと揺れる。

「あんさんも大変やなぁ。どっちも命取りやで。あんま舐めたことするとそれ相応にお返しするで、覚悟しといてな、って相手さんに言うといて。」

彼は朗らかにそう言い放つとカップに口付けた。湯気も立てない紅茶を彼は綺麗に飲み干してソーサーに静かに置いた。それが彼の交渉の仕方である種の威嚇だった。ポットから注いだ紅茶はまだ温かかった。




*osmn/「コットンツリー」: 崇高、優秀

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  • 金 運: ★★★★☆
  • 恋愛運: ★☆☆☆☆
  • 健康運: ★★★★☆
  • 全体運: ★★★☆☆

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作者名:鵯(ひよどり) | 作者ホームページ:  
作成日時:2018年12月21日 17時

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