占いツクールにいて思ったこと。〜作者様へ〜

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1.評価について

「評価にこだわるな」
この意見が間違ってるわけではありません。しかし、評価にとらわれやすいのが人間というものなのです。だとしたら、どうすればよいのか。
そもそも、「低評価」とはここ、占いツクール内では「頑張って」という意味です。

評価が低いということは、伸びしろがあるということです。低めの評価を押した人全員が荒らしではありません。むしろ、あなた様の成長に期待して押しているのです。
これ以上はダメだ、この人の作品は全く面白くない。そう思ったら、少なくとも私は評価を押さないと思います。



2.ローカルルールについて

利用するからには、ルールとマナーを守っていただきたいです。ローカルルールとは、利用者たちが決めた、「勝手な」ルールではありません。利用者たちが利用する上で、皆が気持ちよく利用できるように、と決めたルールです。

私も全部把握しているわけではありませんが、コメント欄での会話などが禁止されています。ローカルルールだから守らなくていい、そういう風に考える人が減りますように。



3.フラグについて

よく目にするのが、「オリフラ」の外し忘れです。オリフラとは、オリジナルフラグの略で、二次創作でないもの……つまり、自分で作ったオリジナルの作品につけるフラグのことです。作品を作る際につけられているものなので、きちんと外すようにしましょう。(オリジナルの作品は外さなくていいですよ)
オリフラの外し忘れを見かけたら、「オリフラ外し忘れていますよ」と一言、優しく声をかけてあげてください。

その他二つのフラグについては、不快な思いをする方を減らすためにも、きちんと自己判断をし、フラグをたてるとましょう。
ちなみに、一番下のフラグ(いわゆる、１ ８ 禁といわれるものです)は、18歳未満の人が書くことを禁止されています。



4.小説の書き方

最後に、小説の書き方のテクニックみたいなのを教えます。


○台本書き
台本書きというのは、
あ「こんにちは」
みたいな書き方のことです。そこら辺にある小説を見てください。会話の部分に、誰が喋ったかの表記はありますか？
ないですよね。ちゃんとした小説では、台本書きはしません。かといって、ここはちゃんとした小説をあげる場所でもありません。作者様のやりやすい方をおすすめします。
台本書きの長所としては、誰が話しているのかがわかりやすいです。しかし、台本書きを嫌う読者様もいるので、はじめのうちは台本書きで、慣れてきたら普通に書いてみるのもいいかもしれませんね。

○ /、♡、☆などの使い方
「こ、こんにちは……///」
「こんにちは♡」
「こんにちは☆」
など、感情を表すときによく使われます。しかし、これらの記号を使った小説を好まない読者様もいらっしゃいます。上でも述べた通り、ここはちゃんとした小説をあげる場所ではなく、作者様の自己満作品をのせる場所です。
もしも、あなた様の作品を読んでほしいのなら、これらの記号はあまり使わないことをおすすめします。/は基本使わない方がいいです。♡、☆は、LINEパロや、ギャグなどでの使用をおすすめします。

○。、！、？、…などの使い方
「こんにちは！ 今日はいい天気ですね」
「すみません、どなたですか……？」
これはあくまでも私の個人的な意見です。「」の最後には、句点(。)をいれない方が読みやすい気がします。ただの偏見なんですけどね。
あとは、！や？、数字、アルファベットなどは、半角か全角かどちらか統一することをおすすめします。その方が読みやすいので。個人的にはスペース的にも、全部全角で入力するようにしています。！や？のあとには、半角スペースをいれると読みやすいですよ。
「…」これは「三点リーダー」といって、三点っていってるくせに二つセットで使うやつです。国語の教科書を開いてみましょう。「昔々……」と、· が六個並んでますね。このように、…を使うときは、二セットで使うようにしましょう。

○改行
ここまで読んでみて、すごく読みづらいですよね。これは、「改行」をしないからです。改行をすることで、文と文のスペースが空き、読みやすくなります。おすすめというか、私がやっているのは、文章ひとまとまり(区切りがいいところ)で一行空ける。会話文との間で二行空ける、です。



登校していたら、とある男の子に出会った。


「あ、○○くん、おはよう！」

「あぁ、△△ちゃんか。おはよう」


彼は私の幼馴染みで、クラスメイトでもある。



みたいな感じです。つめつめの文章よりも、隙間をいれた方が読む気がおきます。





作者様だって、大変なんです。それは、作品を作っているあなたこそ、よくわかるのではないでしょうか。推しに「大好き」って言われたい。他の人に自分の作品を読んでほしい。
きっと色々な思いで作品を作っていると思います。

忘れてはならないのが、自分はどうしたいのか。評価にこだわってしまうのが人間です。自分は自分のためにこの作品を作った。たくさんの人に読んでもらいたい。
自分のためなら評価なんて関係ないし、評価されるほどたくさんの人に読んでもらっています。そう思ったら、他人の評価なんてあまり気にしないようになりますよ。

私が伝えたいのは、「自分を見失わないこと」。

どうか、皆様のやりたいことが見つかりますように。