不機嫌忍たま対処法(；'-' )

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リクエストお待ちしております！！ - 2024年5月14日

伝七と兵太夫

「YOU先輩！生首フィギュアの場所分かりますか？宜しければ案内しますよ！」

「YOU先輩。伝七なんかより僕の方が場所を案内するの向いてますよ。」

『おっふ( ˇωˇ )』
作法委員会の代理派遣委員となりました。学級委員長委員会、YOUです。

今は兵太夫と伝七に腕をホールドされて身動きがとれない状況に陥っておりやす。

「はァ？アホのは組の癖に生意気だな。僕の方がYOU先輩の横に相応しいし！」

「実戦に弱い、い組の伝七がYOU先輩の横に相応しいとか笑わせないでよ。(笑)」

『落ち着き給えよ…( ´∀`)』
正直な話、作法委員は美形が勢揃いな為に至近距離に居られるだけで心臓が破裂しそうだ。

「…んなっ…確かに…は組は実戦に強いけど…テストの成績からしたらい組とは組じゃぁ天と地の差だね！」
ふふんと、得意気に兵太夫を見上げる伝七。対して兵太夫は…うわぉ凄いしかめっ面。それでも可愛い…1年は天使か…！

『二人とも落ち着いてっ…！？』
静止しようと、胸の前に出した私の腕を自身の方へ引き寄せる兵太夫。その勢いで乱雑に重ねられた唇。

「〜っはァァァ！？」
動揺が全面に出ている伝七が、思いっきり引っ張るお陰で私の体が伝七へと倒れ込む。

ムッとした表情で、伝七が背後から私を包み込む。天使かここは楽園かっ！( ˘ω˘ ) ｽﾔｧ…

2人の睨み合いを、狭間から見守る私のライフはもうゼロです。そんなくだらない事を考えていると急に両腕をそれぞれに引っ張られる。

「「＊先輩はっどっちがいいんですか！？」」

『ファッ！？』

「ねぇ…どっちが良いの？」
耳元で囁く小悪魔兵太夫…ちょっお前何処でそんな如何わしい事を学んだんだ！

「あんなのより僕の方がいいですよね＊先輩？」
腰に縋り付いて背中におでこをあてて、寂しそうに呟く伝七。ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞこれだから作法委員会は！！

『我が人生に悔い無し…(˘ω˘)ｽﾔｧ…』
耐えきれなくなった私は、そのまま考える事を辞めました。解決にはなってません。

以上、伝七と兵太夫でした！
短編集もよろしくお願い致します！

こんな経験してみたい(´；ω；`)ｳｯ…
宜しければ評価もお願い致します。

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