検索窓
今日:17 hit、昨日:49 hit、合計:7,610 hit

05 ページ7






明らかに雰囲気が変わった




薄暗い地下道にゾクリと鳥肌が立つ







『いいじゃん♪いいじゃん♪楽しくなってきた!!』







ゴクリと最後の一口を飲み込み眼の前をまっすぐ見つめる








「どうぞ、番号です。目立つ場所に着けてくださいね」






ビーンズさんにそう声をかけられ、番号札を受け取ると、私の番号は「77」






『ラッキー7とか今日は運がいいなぁ〜』






すると後ろから声をかけられる







「よっ!オレはトンパ。嬢ちゃん、新入りだな?」






『……トンバ、へぇ、マジでいるんだ』






「なんだ、嬢ちゃん。俺のこと知ってるのか?」






『え?あぁ、まぁ風の噂で聞いた、というか知ってたと言うか……』






「ホォーー、俺も有名になったもんだな!

 それにお嬢ちゃん試験は初めてだろ?
 何かあったらいつでも聞きな。ほら、これはお近づきのしるしだ」






トンパはゴソゴソと懐からジュースを取り出し、私に差し出した。






『………ありがと〜!

 でも今ステーキ食べてお腹いっぱいだからあとで飲むね〜』





そうニッコリと微笑むとトンバは

「おう!それがいいさ!!」と愛想よく答えてくれる





てか超強力な下剤入りジュースとかよく思いつくよね



性格の悪さが伺えるよ










「それにしても嬢ちゃん……

 ここには本当にハンター試験を受けに来たのか?」






『はい?当たり前じゃないですか』






「そうか?それにしては格好に気合が入ってるんだな」







『え?それ可愛いってこと?ありがと〜!♡』





にしても可愛いってそのまま言ってくれていいのに


てかそんな気合入ってるように見える?





動きやすくするためにも髪は下ろさずにツインテにして

メイクはアイシャドウをまぶたに載せたくらいだ





それに………あんまり目立ちたくないから一応マスクを付けてきた



てか向こうの世界ではコロナとか色々あったから

マスクすることにあんまり抵抗ないんだよな〜

06→←04



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ハルたん(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (4月7日 19時) (レス) @page17 id: 441f7a6ca2 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白いですね! 続き楽しみにしてます! (4月1日 23時) (レス) @page17 id: 65d421c831 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白いですね! 続き楽しみにしてます! (4月1日 23時) (レス) @page17 id: 65d421c831 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すとろべりー | 作成日時:2024年3月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。