129話 ページ35
鬼鮫side
いっぽうその頃、ある団子屋にて…
カ「……」
イ・鬼「……」
イ「見張られてるな…」ヒソ
「だからやめときましょうと言ったんですよ!」コソ
団子屋に入ったイタチと鬼鮫は通りかかったカカシにマークされてしまった
するとそこにもう一組…
アス「よぉ カカシ こんなところで何やってんだ?」
カ「やぁ おふたりさーん 実は供え物を買いに来たついでに待ち合わせしてんのよ サスケとね」チラッ
イ「……」ピクっ
カ「そちらさんはデートかな?」
紅「バカ/// あたしはアンコに団子を頼まれただけよ////」
アス「にしても、お前が人を待つのは珍しいなぁ 供え物はオビトにか?」チラッ
紅「そうなの?」チラッ
カ「ま、そんなとこ」
『これはまずいですねぇ…ここで暴れても構いませんが…面倒はごめんですし、ひとまず逃げますか』
私はイタチさんにアイコンタクトを送り、イタチさんもそれに頷き団子を平らげた
『まったく…この人の団子好きは少し治した方が良いですね』
食べ終わると一人の少年がカカシに話しかけたタイミングで私達は外に逃げた
カ「…」チラリ
アス・紅「…」コク
そして、もう一組の忍達も後を追った
イ「これは計画を早めた方が良いかもな」
「えぇ、団子屋に行くべきではありませんでし
たねぇ」
イ「……」
「ここでだんまりは認めることになりますよ?」
すると、目の前に先程の上忍の方々が現れる
アス「お前らこの里の忍じゃねぇな?」
『はぁ…面倒は嫌なのですが…』
イ「お久しぶりです…アスマさん、紅さん」
アス「俺たちのことを知ってるとなると、元この里の忍ってとこか?」
イタチさんはゆっくりと笠を持ち上げ顔を見せる
紅「ッ!」
アス「お、お前は!」
どうやら、イタチさんの知り合いのようだ
アス「間違いない…うちは…イタチ」
『これは私も一応挨拶しておきますか』
「イタチさんの知り合いですか? なら…私も自己紹介をしておきましょう」
私も笠を取り、顔を見せた
「干柿鬼鮫…以後お見知りおきを…」
アス「以後なんてねぇよ…今からお前らは俺がとっちめる!」
紅「あなた達はビンゴブックにSランクの重罪人として載ってるわ! そんな奴らがノコノコと木の葉に入るなんていい度胸ね」
イ「おふたりとも、もうオレに関わらないでください あなた達を殺すつもりはない」
アス「同胞殺しのお前がなんの考えも無く来るわけがない事はわかってる 目的はなんだ?」
36人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時