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115話 ページ21

『え、でも、大蛇丸は指名手配されてるんでしょ?』

小『アイツには各里に手下が何人か潜伏してる だから潜り込むのは容易いみたいよ』

サ『しかも、そのほとんどが抜け忍や科学者だからな 今でも変な研究を進めているって噂だ』


つまり…月光さんを殺害したのは大蛇丸の手下じゃなくて、砂隠れの誰か…

それなら納得がいく 大蛇丸と砂隠れの里との関係を知った月光さんは口封じのために殺された…

『いけない! 早く火影様に伝えないと!』

ペ『待て A 』

集会場から出ようとしたら突然リーダーに止められた

ペ『この事は誰にも言うな』

『えっ…どうして?』

小『勘のいいアイツの事だから、何か異変に気づいたらすぐに強硬手段に出るはずよ 木の葉の里に大きな被害が出てしまうわ だからこちらも下手に動かない方がいい』

『確かにそうだけど…』

サ『A 気持ちはわかるが、お前は自分の任務に専念しろ 大蛇丸のことはひとまず置いておけ』

『…で、でも…』

わたしは迷っていた、確かにわたしの任務はあくまでナルトの監視 本来なら木の葉がどうなろうと構わない それでもわたしはこの里の人たちを誰一人死なせたくないと思っている そんな時…

ペ『A』

リーダーが優しく声をかけた

ペ『俺が命じたのは九尾の監視だが その他のことはお前の判断で動いていい ただし、ひとりで頑張ろうとするな いいな?』

『リーダー……はい!』

ペ『よし それでは解散だ』


リーダーの合図でわたしは集会場から出た


小『ふふ 目がキラキラしてたわね』

サ『よかったのか? あんなこと言って』

ペ『俺は特に何も言っていないぞ 自分で考えて行動しろと言っただけだ』

サ『…アンタも甘いな、それじゃオレもそろそろ行くぜ』

そう言ってサソリがいなくなり、続いてリーダーと小南もいなくなる

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時

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