108話 ページ14
アジトを出て約二時間…
しばらく歩くと、一軒の団子屋が見えた
『あ、 団子屋! ちょっと休憩してこっと!』
店員「いらっしゃいませー」
「すいませーん みたらし団子三つください」
店員「あいよー!」
店員「はい、お待ちどうさま!」
「ありがとうございます」
店員「お嬢さん、もしかして一人旅かい?」
「いえ、これから木の葉に帰るとこです」
店員「あぁ、木の葉に! でも大丈夫かい? 結構距離あるけど…」
「大丈夫ですよ、こう見えてわたし忍なんです!」
店員「おっと! こいつぁ失礼!お嬢さんが忍だとは 思いよらなかったぜ」
「アハハ!」モグモグ
店員「そういや、もうすぐ中忍試験があるんだったなぁ もしかしてお嬢さんはそれを見に?」
「ん〜…と言うより、その試験の出場者です」
店員「ッ! …これは驚いた…まさか出場者だったとは…」
「アハハ さてと、ごちそうさまでした! 美味しかったです!」
店員「お! それは嬉しいねぇ! 一本サービスだ!
頑張れよ! お嬢さん!」
「ありがとうございます! それじゃぁ…」スっ
わたしは嵐鬼流を使い、宙に浮いてみせる
店員「おぉ!」
「お団子ありがとう! 行ってきます!」ビューン
「モグモグ…うーん! やっぱり速いねぇ!」
歩けば、あと一時間ぐらいの距離を15分飛んだだけでもう阿吽の門が見えた
イズ「ん? おい虎鉄、なんかこっち来てないか?」
コテ「あ? あっホントだ なんだあれ?」
「あ! イズモさーん! 虎鉄さーん!」
門番のイズモさんと虎鉄さんが見えたので、大声で二人を呼ぶ 案の定驚いていた
イズ「あれって…アマツマじゃないか!」
コテ「アイツ、空飛べるのか!」
ビューン…スタッ
「お久しぶりです!」
コテ「お、おう 久しぶりだな!」
イズ「アマツマ、ところでさっきのは…」
「びっくりしました? あれはわたしの新しい術なんです! 他にもあるんですよ!」
コテ「すげぇな! たった一週間でそこまで…」
イズ「とりあえず、火影様には伝えておくから
アマツマは一旦休んでおけ」
「ありがとうございます、でもわたしも火影様に伝えたいことがあるのでわたしが行きます!」
コテ「おいおい、長旅で疲れただろ? 平気か?」
「はい、荷物はわたしの口寄せ獣が運んでくれるので」
イズ「そうか、わかった それじゃぁ任せるよ」
「すいません、それでは失礼します!」スタスタ
わたしは真っ先に自分の家に向かって走った
36人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時