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103話 ページ9

外にいるリーダーの手伝いに向かうとその真ん中にリーダーがぽつんとひとり立っていた

「リーダー!、 わたしもお手伝いしま」

ペ「地爆天星ッ!」ギュイーン

突如大量の落ち葉や雑草が舞い上がり、リーダーの元に引き寄せられ ひとつの団子ができる

ペ「ふぅ…こんなものか、ん? どうしたA?」

「あ、いえ…庭の手伝いをしようと思ったんですけど…もう終わっちゃいました?」

ペ「あぁ、そうなんだ すまないな…せっかく来て
くれたのに…」

「いえ、大丈夫です! それよりその落ち葉団子どうするんですか?」

ペ「もちろん、ここで燃やす」

「いやいやいや!ここで燃やしたらアジトまで燃えちゃいますよ!」

ペ「ん? それもそうか…」

「もう……その落ち葉の処分はわたしがしておきますので リーダーは戻っててください」

ペ「そうか? それなら任せるが…」

「それじゃ、ちょっと捨ててきます!」

落ち葉団子を担いで、森の方にダッシュで捨てに
行った

「この辺りでいいかな よいしょっと」ドサッ

ある程度森の奥まで行くと、落ち葉団子を下ろして

「よぉし! 風遁・大突破!」ビュオオオ

瞬く間に落ち葉団子は森中に散った

「うん、これでよし! さぁてアジトまで飛んで帰ろうっと!」

わたしは嵐鬼流を唱えて、飛んで帰った

「ただいまぁー!」

小「おかえりなさい、ごめんね 葉っぱ処理お願いしちゃって 」

「ううん、大丈夫! それより小南姉ちゃんは掃除終わったの?」

小「えぇ ちょうど終わったとこよ Aちゃんもゆっくりするといいわ(あぁ…お姉ちゃん…なんていい響き!)」

「うん、でも…他のみんなを手伝わなくていいのかな?」

小「大丈夫よ それに男どもの部屋には見られたら
まずい物がいっぱいだから」

『見られたらまずい物?』

小「あなたは気にしなくていいの」

「う、うん」

わたしがまだ疑問に思っていると、みんなが二階
から降りてきた

デ「ふぅ…疲れたなぁ うん」

サ「まったくだ…」

飛「オマエらって結構散らかりそうだもんなァ!」

角「お前が言うな」

「みなさん! お疲れさま!」

飛「A〜、オレ腹減ったァ〜」

「あぁ…もう夕方ですもんね 鬼鮫さんもうご飯にします?」

鬼「しかし、それにはまず食材の調達が必要ですよ もう冷蔵庫の中はほぼ何もありませんよ」

鬼鮫さんの言う通り、冷蔵庫は調味料と今夜の食材ぐらいしか入っていなかった どうしようかと悩んでると、ひとりの人物が名乗り出た

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時

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