124話 ページ30
しばらくすると煙は晴れて、大きな龍も消えた
すると、火影様が目を覚ました
ヒル「…ぅ…んん……A…」
「火影様! 気がついたんですね!」
ヒル「なぜじゃ…確かに…ワシは死んだはず…」
火影様は信じられないという顔で自分の身体を触っていた すると突然、ランポスから連絡がきた
ラン「おーい! A〜!」
「ランポス? 里は無事なの!?」
ラン「うん! その報告をしにきたんだだよ」
「そっか〜…よかったぁ! みんなお疲れ様」
ラン「うん、お疲れ様〜!」
通信が終わると火影様がわたしの両肩を掴んで揺さ
ぶる
ヒル「A!…いったいどういう事なんじゃ!
説明せんか!」
「わ、わかりましたから! ちょっと落ち着いてく
ださい…」
ヒル「おぉ すまん…」
そして、やっと解放されたわたしは一呼吸置いて全てを話した
「ふぅ……火影様、わたしは……暁の一員です」
ヒル「ッ!…なん…と…」
突然のことで火影様もさすがに驚いていた だけど わたしは話しを続けた 暁のこと、ここに来た理由 も 、暁の計画も 潜入しているイタチさんのこと
そして わたしの計画のことも できる限り簡潔に話した 少しすると火影様が口を開いた
ヒル「その話しをするからには、ワシに何か言いたいことがあるのではないのか?」
「……はい」
ヒル「言ってみなさい」
「もう時期、二人の暁のメンバーがここにきます その時にナルトくんを確保し、わたしも木の葉を去らなければなりません」
ヒル「…」
「なので、そのあとわたしを…」
ヒル「"犯罪者として手配してくれ”か?」
「はい…」
ヒル「そんなことをすれば、みんなが君を連れ戻そうとするじゃろう」
「ザブザさん達には伝えます でもサクラちゃん達には言いません…」
ヒル「なぜ?」
「さっきおっしゃったじゃないですか、サクラちゃん達は絶対に止めに来ます…その点、ザブザさん達は
聞き分けがいいので…大丈夫だと思います」
ヒル「そうか……Aよ…」
火影様はまっすぐわたしを見て言った
ヒル「木の葉にはいつでも帰って来なさい」
「え?…でも…」
ヒル「イタチにもそう伝えておる、前に言ったじゃろ 木の葉の里のみなはワシの大切な家族じゃとな…」
そう言って火影様は優しく笑った わたしは満面の笑みで返事をする
「火影様……ありがとうございます」
そして、暗部や上忍の人達が集まってきて一旦この話しは終わる
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時