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story5 32才 ページ6

【Aside】

「そういや、A姉はどうして旦那に敬語なんですかィ?」
旦那のせいでファミレスを追い出され総悟と2人で歩いていた。
「いや、姉上が、『目上の人には敬語を使いなさい。』って言ってたからね。」
土方は、論外だよ。あれクズだからさ。
「A姉、口に出てやすぜィ。」
「まじか。まぁいいや。事実だし。」
実際にそうなんだよ。カッコつけてるけど、すぐ切れるニコチンマヨだから。妖怪だから。

何て話していると屯所に着いた。

「ただいま戻ってきました〜。」
気だるげに報告をする。
「えっと、ファミレスで、銀髪天パが騒いで周りの人に迷惑かけてました〜。以上。」
これしかサボりという名の見廻りの成果がないからしょうがない。
「テメーらまたサボってたのか!!」
怒る副長は気にせずに部屋へ向かう。

漫画を読みながら、ゴロゴロしてると襖が勢いよく開いた。
「どーした32才。」
「総長!局長を回収してきてください!あと、名前で呼んでくれますか!」
そんなに名前が良いのか。山崎。
「マウンテン殺鬼。」
「止めてください。とにかく、姉御の家へ。」
面倒だが向かわなければいけない。警察が通報されたら、評判に関わる。
真選組がヤバい。しかもあれ局長だし。

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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai  
作成日時:2018年2月5日 13時

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