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シリーズ最初から読む | 作品のシリーズ [完結]

「私は、利用できるものなら何でも利用するわ」

 少女は告げる。自分が持つ醜さを



「私ね、婚約者がいたの」

 少女が明かす、婚約者の存在と別れの理由



「…11年前の償いだ」

 明かされる、大罪人が少女を拾った理由



「ユーリって…どんな王女だったの?」

 愛し子が問う、少女の過去



「ねぇ…エルティアナ=リリアーヌ・ディオ・レーヌ・グラン=ソルシエール女王陛下?」

 旧精霊国の王女は告げる。秘められた母の正体を



「どうして…教えてくれなかったの?」

 王女は問う。元義妹が正体を隠した理由を



 裁かれない罪は、同時に罰を与えられることもない。それはつまり、永遠にその罪が赦されることがないということでもある

 永遠に赦されることのない罪と後悔、愛する人たちへの嫉妬や憎しみを胸に抱き、少女の心は擦り減っていく

「笑っていないと、もっと醜くなってしまうわ」

 そう静かに呟いた少女の唇には、静かで美しい笑みが浮かんでいた執筆状態:続編あり(完結)

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作者名:アストライアー | 作成日時:2021年6月13日 18時

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