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PLAYLIST45 ページ46

アナタ「ん…」

ピッピッ

目を開けると知らない天井…

病院…
そっか私…



喉から激痛を感じた
今まで感じたことのない違和感…


アナタ「…ア…アッ…ッ…」


まって
私…声が出ない…

涙は出るけど声は出ない痛い…痛い!

喉辺りを触ると機械とグルグル巻の包帯の感覚があった

ガラッ

千冬「…!!!A!目さめたのか!!!!っ!!!」

チー君がギュッと抱きしめてくれた
私はチー君を抱きしめかえした

心配かけてごめんねチー君

…あれ

私は目だけで病室をキョロキョロした
あの人の姿がない

アナタ「…チ……はぁはぁ…マ…」

千冬「…!…A…マイキーくんは…ごめん…」

ごめん?なにが?

チー君は泣きながら私が眠っている間のことを話してくれた。

マンジローくんが救急車を呼んでくれたこと

犯人がわかって…
殺しはしてないけど犯人は瀕死の重症…
になったこと
犯人はどうやら東京卍會、佐野万次郎に対しての憎しみ恨みをはらす為に私を狙ったらしい

そして

毎日毎日手を握りながら私の傍にいてくれたこと


千冬「マイキーくんが…っ…Aの傍にはいられないって…お前を守れなかった…これから先また何が起きるか分からないから…お別れしよう…って」

そう伝えってって…

アナタ「っ…イ…ヤ…」

フルフルと頭をふった


嫌だ嫌だ嫌だ!!

千冬「…ごめんな」

チー君はとても申し訳そうな顔をして言った

あぁ…きっと私が寝ている間
チー君は必死に説得してくれていたんだろーな

私が起きる前に私の傍から離れたのは
私が嫌だと言う事がわかっていたから

それでも私は傍にいて欲しかった
傍にいたかったよ…
マンジローくん…
ずっと一緒にいるって約束したじゃないですか…


その日は喉の激痛なんてどうでもいいくらい泣いた


心の…方がずっとずっと痛いよですよ…

マンジローくん…


私の事件はニュースでも取り上げられた

マネージャーと社長がお見舞いに来てくれた
休業をせざるを得ない
そう告げられた

理由はそう
歌が…もう歌えないかもしれないから…


絶望だった

歌がもう歌えないかもしれない


意味がわからなかった

マンジローくんはきっとこの事実を知っているのだろう

責任をとても感じているのだろう



アナタ「っ…」

私はタブレットで先生に伝えた

"ご相談があります"

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ゆたんぽ(プロフ) - さやかさん» コメントありがとござます!そんな風に言っていただけると嬉しい😭頑張りますね! (2021年9月24日 9時) (レス) id: 21f1afd64c (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - arisa06192009さん» 初コメントありがとござます!いっちょ書いてみます!笑変だったらまた教えて欲しいです!頑張ります️💪✨ (2021年9月24日 9時) (レス) id: 21f1afd64c (このIDを非表示/違反報告)
さやか - 続きめっちゃ楽しみです❗️ (2021年9月24日 6時) (レス) @page33 id: 60a76e09e6 (このIDを非表示/違反報告)
arisa06192009(プロフ) - いいと思いますよ!笑このお話好きなので更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年9月24日 1時) (レス) @page33 id: 868f673b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆたんぽ | 作成日時:2021年9月19日 1時

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