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224.悲痛の叫び ページ19

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リ「ラビ!!」




リナリーが船の所に戻ってきた
団服はボロボロで


髪も結っていたのが解けている




リ「助けて、、、」





リナリーの悲痛の叫び



わかっていたのに行かせたのは
間違いなく私だ




リナリーと共にラビが森へ消えていった




残された私たちにできることはない






ふたりを待っていると
フードを被ったぱっと見怪しい人が港へ来た





『、、、、、、、ウォンさん
お久しぶりです』




なんでそんな怪しい格好で来るんだろうか





ウ「これはこれはAさん
お久しぶりでございます」




いい人なんだよ、、、うん。




でも転生前はこの人のせいで
すっごい誤解が生まれたんだよね





ウ「お伝えしたいことがございます」



『わかりました』





ラビの連れていたゴーレムで
ふたりに連絡を取った



するとほどなくして
ふたりが港に戻ってくる




ティムキャンピーも無事






ふたりが来たことでウォンさんが
アレンくんをアジア支部で引き取ったこと


アレンくんとはここでお別れであることが告げられた






呆然とするリナリーやみんな




私は先を知っているから驚かないけど




そしてミランダが合流した





今回は船が無傷だから
出番ないけど


この先どうなるかわからないから
存分に休憩してもらおう





船に乗り込み
再度出航した







船内の部屋でミランダに新しい団服をもらい
着替える中、リナリーだけは



ずっと階段の所に座って放心状態





ウォンさんの言い方は
まるでアレンくんが死んだみたいな言い方だったし




仕方がない





『リナリーもボロボロだし
着替えしてきたら?』





一応声はかけたけど
やっぱり反応なし




アルマ「Aは、知ってたんじゃない?
アレンのイノセンスが破壊されるって」





ずっと黙ってたのに


急にアルマが
話を振ってきた




『知ってたよ

ノアに会うことも
イノセンスが破壊されることも』





知ってて止めなかったのにはちゃんと
理由がある





リ「、、、、っ!!
なんで、、、知っててアレンくんを止めなかったの!!」






今まで人形のように動かなかったリナリーが
ガバッと立ち上がって私の肩を掴んだ






『止めたって行ったでしょう?
アレンくんなら』




リナリーが止まらなかったように
アレンくんだってきっと行った









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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時

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