24 ページ24
菅原「A…あんま自分の事せめんなよ」
A「でもっ…私、飛雄に相談されたのに
日向の様子が変だってこと」
A「見てたのに…ちゃんと 分からなかった 日向が…翔陽が倒れるまで」
菅原「うん…俺も分からなかった…」
菅原「だから、そんな顔すんなよ…」
A「すみませ…」
その瞬間 ﾋﾟﾋﾟﾋﾟと体温計がなる
日向の熱は
39度1
高熱だった
A「…！」
烏養「(くそ…なんで気づかなかった！)」
澤村「(単にいつもより夢中なんだと思った
いつからこんな状態で)」
日向「別にどこか痛いわけじゃないし！
動けるし！」
日向「おれは跳べます！」
烏養「こらっ！」
日向はガタッと椅子から腰をあげるが
烏養さんが阻止する
周りはどう声を掛けていいのか分からず
黙り込む
澤村.田中「「…っ」」
A「…」
山口「…」
日向「怪我じゃないです、怪我じゃないです！」
日向は必死に烏養さんにしがみつきながら言う
武田「(どうしてもっと注意をはらわなかった)」
武田「(どうして…)」
その時 武田先生が日向の肩を掴む
武田「澤村くんの時と同じです
大丈夫であることを確認してきなさい」
武田「さぁ、日向くん」
日向は今にも試合に出たいと言わんばかりの顔をする
一瞬 武田先生が怯むが
武田「君が聞きたくないことを承知で君に話します」
武田「今、これ以上
君を試合に出すことは出来ません」
武田先生はキッパリとそういうと
日向の顔はどんどん青ざめていく
武田「君は…中学で試合が出来なかった分
試合ができるという喜びを人一倍もっている
悔しさは 一塩でしょう」
武田「いいですか？日向くん」
武田「この先 絶対にこんな気持ちになるものかと刻みなさい」
武田「どうしようもないことは起こるでしょう その度に 注意深く刻みなさい」
武田「君は将来 金メダルを取ると言った
何個も取ると言った」
武田「そして君は今がむしゃらだけでは越えられない壁があると知っている
その時に必要となるのは知識、理性 そして思考」
武田「日向くん
今、この瞬間もバレーボールです」
武田「勝つことを考えてください」
武田先生からキッパリ言われ
日向は涙目で聞いている
周りはどう声をかけていいか分からず
俯いている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yukiusa(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はい！お手数ですがお願いします (2022年10月1日 10時) (
レス) @page6 id: 30ef8eda6a (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - わかりました！行きます。！ (2022年10月1日 6時) (レス) id: 9671006e47 (このIDを非表示/違反報告)
yukiusa(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はじめまして！ハイキューめっちゃ好きです！友達は全然大丈夫ですがコメント(アニメの話等)はまた別に会話専用のホムペを作るのでそちらでコメントして頂けると有難いです。 (2022年10月1日 1時) (レス) id: 30ef8eda6a (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆ - はじめまして！！ハイキューお好きなんですよね！？私、ろーるけーき☆と申します！小説は…まだ書いてないんですけど、いずれ書くつもりです（あたため中です笑）。えっと…よければ、お友達になってくれませんか！？ (2022年9月29日 21時) (レス) @page3 id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yukiusa | 作成日時：2022年9月28日 23時
