【文スト】文豪さん、反応記録帳。五冊目

＊彼がカラビニエリを着た ページ48

「…格好良い」


中島敦
「そ、そうですかね…」
照れくさそうに笑う彼。
一寸ポーズ決めてみてよ、と云う貴女にタジタジ。
「こんな感じですか…？」
パリッとした衣装と彼のギャップに萌える。


太宰治
「もっと云ってくれ給え！」
自信満々に着こなす彼。
しかし、凄く似合っていて文句の付けようが無い。
「改めて惚れてくれても良いんだよ」
おどけて笑う彼に、もう惚れているなんて云ってやらない。


国木田独歩
「伊の男性と身長があまり変わらないからな」
189もあれば、伊の方より高いのでは…？の言葉は飲み込む。
彼のスタイリッシュな身体と真面目そうな顔に良く似合う。
「……無言で写真機を構えるな」


福沢諭吉
「もう45だぞ」
その言葉を軽くスルーし、無理やり着てもらったカラビニエリ。
似合いすぎてそれから何回も着てもらおうとする貴女。
「ｯ先週着たばかりだろう！！」


江戸川乱歩
「でしょ！でしょ！！僕も思う！」
その口調から若干、子供が親の服を羽織った感が否めないものの似合う。
ぱちぱちと拍手を送ると、嬉しそうに笑うもんだから褒め言葉が止まらない。

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