告白2 ページ25
風磨が…私を、好き?
ずっと【そうならいいのに】と思ってたことが、突然現実になって夢みたいに嬉しいのに、自分から出てきた言葉はとんでもなくかわいげのないものだった。
風「そりゃ、綺麗だなー可愛いなーって思う人はいるよ?
でも、それで好きになるかは違うっしょ」
自分から言っておきながら、「そんな事ないよ」って否定して欲しかった私の気持ちをえぐるように、風磨はバカ正直に事実を突きつけてきた。
「…なら、ほんとに私じゃなくて…いいじゃん…
風磨と同じ世界の人の方が、風磨を分かってくれるだろうし、お似合いだよ…?」
なんか、もう自分で言って泣きたくなる。
風「ねぇ。俺の話聞いてた?
俺はお前が好きなの。
お前のその笑顔が7年間も俺の心をつかんで離さねぇの」
なに、それ…
風「会えなかった時間はずっとお前のことを思ってたし、こうしてまた会えるようになって嬉しいけど、もうそろそろただの友だちから俺は卒業したい」
「風磨…」
風「返事は今すぐじゃなくていいから。
まぁ、でもお前が無理って言ったところで、俺は諦めねぇけど(笑)
言っても俺もジャニーズだし?
無理なら俺に惚れさせるだけだし」
「…すごい自信(苦笑)」
風磨の言葉に思わず笑ってしまう。
風「おん。
無理って言われてはい、そーですかって諦めるようなそんな軽い気持ちで7年も片想いしてねぇから」
「風磨…」
風「とにかく。
俺はお前が好きだから。
だから、ちゃんと考えてほしい」
風磨の熱い視線を一身に受け、身体が熱を帯びる。
「うん…分かった…」
そう返事をするのがやっと。
その日は、そのまま風磨に送ってもらい帰宅。
風「こんな時間に夜道歩かせるなんて、ありえないっしょ」
そう言って、電車で帰ると言い続ける私を黙らせた。
帰宅後、考えれば考えるほど分からなくなった。
風磨のことは好き。大好き。
だけど…
単純に、その気持ちだけで風磨のそばにいることは出来ないよ…
むしろ風磨のことを思えば、身を引くのが1番良いとも思ってしまう。
でも、風磨のとなりは誰にも渡したくない…
どうしたいのか…
どうすればいいのか…
もう、分からない…
353人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名 - ?さん» ってか私が読んでいる作品の所に必ず現れますが随分とお暇なんですね(笑) いちいち私が見てる作品の所に来て楽しいですか?(笑) そこまでするって本当笑えますわ(笑) (2023年3月28日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
? - 作者様、結という方は間違い探しオタクの荒らしなので無視していいです。最後まで間違い探ししまくってコメント欄埋め尽くした挙げ句最後に嫌味言う時点でもうお察しなので。 (2023年3月27日 23時) (レス) id: ce3d4ae5a1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみませんm(._.)m 最後に主人公ちゃんって靴をつくるメーカー(会社)で 働いていたんでんすね。 物語最初から読んでいる筈なのに分かりませんでしたよ(._.) (2023年3月27日 23時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語無事に完結しましたね。 ハッピーエンドで良かったです。 物語は完結してしまいましたが。。。 その後の2人が気になります(笑) (2023年3月27日 23時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - どうもです(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2023年3月23日 18時) (レス) @page48 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:プルメリア | 作成日時:2023年1月18日 8時