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番外編「分からない」 ページ36

まだ敦が入社する前の話です
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目を覚ます

カーテンの隙間からはもう朝なのだろう、太陽の光が差し込んでいた

あぁ・・・また朝が来た

何度も朝なんて、明日なんてこなければいいと思った

でもそんな願いなど叶うはずもなく、私のことなど無視して朝は、明日はくる

まだ眠くて怠い体をなんとか起こして着替えて出社する

朝は食欲がわかないため食べない


in探偵社

A『おはようございます』

扉をあけ、なるべく全体にとどくように挨拶をした

国木田「おお、来たかA」

まず最初に挨拶を返してくれるのはもちろん国木田さんだ

彼は堅苦しい性格で理想の女性図が酷いことになっている…が、頼りにはなる

私は国木田さんから書類をもらい、席について仕事を開始する


それから約一時間が経過したころ

太宰さんが出社する

もちろん国木田さんが怒る

見慣れた光景だ


太宰「おはよ〜A!」

A『おはようございます、太宰さん』

太宰「Aまた朝食取ってないでしょ」

A『はは・・』

太宰「まぁ、今に始まったことではないから別に今更気にも止めないのだけれど」

本当にこの人は…

マフィアの頃からの付き合いなのか、私の事はほかの探偵社員よりも分かってくれている

だが、それでも・・・

国木田「A、もう昼だぞ」

A『え、あ、はい』

考え事をしながら仕事をしたら、時間とは早いもので、もうお昼になっていた

あぁ、でもお腹すいてない

どうしようかと思っていると、横からぬっと手が伸びてきた

乱歩「お腹、空いてなくてもなにか口にしたほうがいい」

乱歩さんの手だった

その手には野菜ジュースとこんにゃくゼリーが乗っていた

私はそれを受け取った

A『…ありがとうございます』

乱歩さんがこうやって差し入れしてくれるのは珍しい

それと同時に思考する


今の私は、乱歩さんが差し入れしてくれるほどどこか悪いようにみえるのだろうか


だがどこか体調が悪いわけでもない

首を傾げながらもらったゼリーとジュースを胃に入れる

すると、昼食を食べ終えたのか、太宰さんが戻ってきた

そしてなぜかそのまま私の方へきた

太宰「ちょっと来て」

A『え‥』

手を引かれ、そのまま太宰さんは私をどこかに連れて行く


…なにかやらかしてしまっただろうか

番外編「分からない」2→←32



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かき氷 - 話が深いっ!セリフも深いっ!もはやマリアナ海溝だっ!!←何言ってんだこいつ((どうやって思いついたんだろう…もしかして…(ry (2022年11月4日 12時) (レス) @page45 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 更新ありがとうございます。ゆっくり気が向いたとき、夢歩さんの作成楽しみに読ませていただきます (2020年4月4日 12時) (レス) id: 8d468bef63 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 白雪さん» レスが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月9日 18時) (レス) id: 197c215e5b (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 夢歩さんの書く夢小説大好きです!!!!応援してい!!!! (2019年2月7日 2時) (レス) id: acff4ac6b0 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!これからも頑張ります! (2018年7月16日 14時) (レス) id: ef76fae79e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Liar/夢歩@12301 | 作成日時:2018年2月14日 0時

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