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A『却説、この後はどうします?』
中也「手前その前にその気色悪い敬語なんとかなんねぇのか」
A『…もうほぼほぼ癖なんだけどなぁ』
中也「それでいい」
この後ほんと何しよう…取り敢えず本でも読むか?
A『ねえ中也、これから図書館行かない?』
中也「却下」
A『なんで』
中也「めんどくせえ」
え〜、本読むことは素晴らしいのになぁ
残念。
ん〜でも本当にすることないんだよなぁ
中也「…手前は、太宰の事が好きなのか?」
A『え?いや…分からない』
なんで急にそんなことを聞いてきたのだろうか
全く分からない
太宰さんのことが好きなのかと聞かれれば、分からない。確かに彼とはとても長い付き合いだ
そして___。
矢っ張り分からない。というか、気づいていいのかすら分からない。だけど_
中也「本当は気づいてんじゃねえのか?太宰の事が好きってこと」
A『…気づいてたら?中也はどうするの?』
中也「相手があの太宰だからな、あまり良くは思わねえが…俺が手前等の私情にとやかく言う権利はねえ」
A『そ…うん、じゃあ、素直になろうかな』
気づいてたよ、太宰さんのこと好きなの。そして…
A『ごめんね…』
中也「気にすんな」
中也が、私のことを好いてくれていたことも。
私は狡いと思う、何もかも気づいているのに、自分の気持ちを最優先させて、中也を苦しめて…
中也「まあ…なんだ、頑張れよ?」
A『うん、ありがと』
中也「…なんか気まずいな、こういう雰囲気」
A『そっちから話振ってきたくせに』
中也「るっせぇ!!」
うん、私達にはやっぱ、これくらいの雰囲気がちょうどイイ。
でも状況が状況だから、シリアr…じゃなくて、シリアスになってしまう
A『組合戦があるということは…これからも、激しくなるだろうなぁ』
中也「あ?…あぁ、そうかもな…そこんとこは太宰に聞きゃわかんだろ」
A『それもそうだね』
そろそろかな?ナオミちゃんたちが保護されるのも。
___ズキズキ
A『‥っ』
此処に来た時だけ、謎に頭痛が何回もくる、それも激しい方の
つまり、耐えれるわけなくて…
ずさっ
中也「!おい!大丈夫か!?」
A『あ‥たま、い…たい』
中也「頭痛薬もってねえのか?」
A『持ってない…あ、と…もう少しで治まる、かな』
本当になんなんだろうか。この頭痛は。
条件があるとしたら…実家?
分からない。
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かき氷 - 話が深いっ!セリフも深いっ!もはやマリアナ海溝だっ!!←何言ってんだこいつ((どうやって思いついたんだろう…もしかして…(ry (2022年11月4日 12時) (レス) @page45 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 更新ありがとうございます。ゆっくり気が向いたとき、夢歩さんの作成楽しみに読ませていただきます (2020年4月4日 12時) (レス) id: 8d468bef63 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 白雪さん» レスが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月9日 18時) (レス) id: 197c215e5b (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 夢歩さんの書く夢小説大好きです!!!!応援してい!!!! (2019年2月7日 2時) (レス) id: acff4ac6b0 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!これからも頑張ります! (2018年7月16日 14時) (レス) id: ef76fae79e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Liar/夢歩@12301 | 作成日時:2018年2月14日 0時