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【Aside】



交流会の一日目は団体戦。
指定された区画内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームが勝利となるらしい。

三級以下の呪霊も複数放たれていて、日没までに決着がつかなかった場合は討伐数の多いチームに軍配が上がるシステム。
それ以外のルールは一切なしという至ってシンプルな試合だ。


夜蛾「勿論妨害行為もアリなわけだが、あくまで君達は共に呪いに立ち向かう仲間だ。交流会は競い合いの中で仲間を知り、己を知るためのもの」


悟は今、夜蛾さんに罰として片腕を巻き込んだ固め技を食らっている。
普通に考えてそうなるよね…さすがに思うところあるのか無下限も解いてるみたいだし。


夜蛾「相手を殺したり、再起不能の怪我を負わせることのないように。以上、開始時刻の正午まで解散」


悟をああやって叱れる人というか叱ってくれる人って夜蛾さんだけなんだろうか。
でも付き合いがきっと長いからなんだろうな。

説明が終わり、その場から移動して東京校・京都校それぞれが作戦会議に入る。
私は夜蛾さんに解放された悟に一緒に来るように呼ばれて、生徒たちとは別の建物へ連れて行かれる。


A「?夜蛾さんと一緒に行かなくていいの?」

五条「試合開始までまだ時間があるし、ちょっと話があるんだ。歌姫にね。楽巌寺学長(おじいちゃん)には聞かれたくない」

A「それって、私は聞いてても大丈夫なの?」

五条「うん、平気。Aは僕の傍にいてくれたらそれでいいよ」

A「……普通の学校だったらこんな教師有り得ないだろうなぁ…」

五条「何か言った?」

A「何でもなーい」


「Aひどーい♡」と嬉しそうに頬をつついてくる悟に自然と顔が緩む。
というか聞こえてたんだね…。


.

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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時

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